BRUTUS12月15日号/ヤングギター1月号 | 全ての音は音楽か

全ての音は音楽か

色々書いたりつぶやいたり。音楽の話ばかりです。

今回より本や雑誌などは新しくテーマを作ることにしました。
雑記に分類してある以前の雑誌関係の記事は回数を数えて修正するのが面倒なので、そのままにしておくつもりです。
 
さて、このBRUTUS。シンプルな表紙の下の写真の人物はジミヘン。中央の文字は「特集 ギター愛」。
 
書店で表紙を見て、内容を確認することなく買ってしまいました。
 
この雑誌を買うのは初めてなので、普段はどのようなものかはわかりませんが、内容を見る限り決して音楽系の雑誌ではないですし、ましてやプレイヤー向けのものではありません。よくわからないのに推測で色々書くのはよくないかもしれないので書きませんが、毎号楽しみに待つというよりかは、その時の特集で買うかどうか決めるような感じ(どの雑誌もその通りといえばその通りですが)でしょうか。
 
やはり記事がプレイヤー系(雑誌のPlayerではなく、奏法分析や解説等が中心の演奏者向けという意味合いです)では無い分、演奏はしないけど好き、興味があるという方にも良さそうです。ただ、詳しくギターやギタリストについて語る事はほとんどなく、裏話やエピソードのようなものが多いように感じました。また、ギターはロックの花形(?)という事で、ロックに偏りがちなイメージもありました(でも、3大ギタリストのトリビアや色々なインタビュー、特別企画の史上最高のギター名盤は面白かった)。
 
元々が音楽関係の雑誌ではないので仕方が無いといえば仕方が無い事ですが、広告が多い事とギター以外の記事、それによってギター関係の記事と記事が分断されてしまっているため、読み辛いといえば読み辛く、散漫なイメージ(雑誌全体にある雰囲気が散漫としているのではありません)を持ってしまいました。
 
ここまで書いた事は僕の感想というだけなので、これを読んで知った方は是非実際のものを見て確認してほしいと思います。
BRUTUS (ブルータス) 2007年 12/15号 [雑誌]
 
次はヤングギター。2008年1月号ですか、月刊誌はもう新年号なんですね。
 
表紙はエリック・クラプトン。2枚組みのベストアルバムが出たという事で、それに合わせたものでしょうか。インタビューや奏法分析・解説記事はなく、彼の歴史を振り返るという内容です。僕は以前ほどエリック・クラプトンに興味があるわけでもないので、この記事があるから買いたいと思ったわけではありませんが、やはり今回の目玉は(今月号も)DVDです。今はガンズ・アンド・ローゼズでギターを弾いている、ロン・サール。ちょっと変わった音楽と超絶ギタープレイで聴く人を驚かせます。彼の名前をギターファンの間で一躍有名にしたのは恐らくショパンの幻想即興曲の演奏でしょう。今回のDVDでは最初の部分を実際に演奏しています。DVDでは音がかなり聴き辛く感じましたが、普通のスピードとゆっくりしたスピードの両方で演奏してくれる(当然誌面にはタブ譜もあります)ので、わからなくなる事はないでしょう。ギターもバックで使用しているオケもオリジナルに収録されているものとほぼ同じです。
 
オリジナルのCDは廃盤だと思われるので、手に入れるには根気良く中古を探すしかないかと思いますが、それまではこのDVDを見て楽しむというのも一つの方法かもしれません。絵はありませんでしたが下にアマゾンのリンクを作りました。ヤングギターの誌面では彼のディスコグラフィにある①がそのアルバムにあたります。
 
2008年ピンナップカレンダーにあるギタリストのありがたい言葉も嬉しいです。のんびりやっている場合ではありませんが、キコの言葉を信じて頑張ろうと思いました。
 
B'z松本さんのインタビューもありますね。結成20周年とハリウッド・ロックウォークの殿堂入りおめでとうございます。アルバムはElevenまでは全て買っていたのだけど、それ以降はB'z The Best "Pleasure II"しか買っていません。最近はどうなのか、インタビューを読んでいて気になりました。
YOUNG GUITAR (ヤング・ギター) 2008年 01月号 [雑誌]
Ominous Guitarists from the Unknown/Various Artists