インターネット、ゲームなど、子供にはあまり良くない、という報道がよく目に入るこの頃です。
お母さんたちの間では特にそういう話も多いのではないでしょうか。
専門家の意見などで、ゲームなどを禁止する家庭も多いと思います。
勉強する時間も減るし・・・。体を動かす機会も減ります・・。確かにそうなんですけど。
現在、社会を動かしているのは、50~60くらいの歳の方たちなんですが、
この世代にとってインターネットやゲームの世界は『なんだかわからないもの』なんです。
人間はこの『なんだかわからないもの』を嫌う傾向にあります。
他人が自分に聴こえないこそこそ話をしているのを嫌う感覚です。
なんだかわからないから嫌いになってしまう訳です。
50~60くらいの方たちのそういう声が社会の声になり、そういうイメージが定着しています。
テレビや新聞などは犯罪とインターネットやゲームを結び付けたがります。
自分たちの声が通りにくくなるからですね。若い人の犯罪の報道には必ずこれが出てきますものね。
だからインターネットやゲームが悪い、というのはちょっと・・。
これを禁止してきた家庭は昔から聞きますが、特に優秀に育ったという話はなかなか聞きません。
それどころか、この禁止という行為には大きな落とし穴が。
大学生くらいになり、自由に使える時間やお金ができると、
禁止されたゲームやインターネットにどっぷりつかって、
留年だったり仕事辞めてしまう、なんていうケースも意外に多いんです。
子どもたちは意外にちゃんとこういったツールを通してコミュニケーションをとっているんですけど
、
ツール禁止してしまうことで子供が一番に感じるのは抑圧感です。他の子はいいのに自分だけ・・・。
これが解放された時の反動が怖いのです。
今の大人、体を動かしてたはずなのにパチンコや、酒タバコやめられないとか多いですよね。
大人が一緒にやる、時間を決めてやる、などしっかり話し合って決めて適度にやる、
ということがとても大事で
一概に禁止、という行為は抑圧している印象が心に残ってしまうのです。
私としては『ゲームは小学生までで飽きさせる』のが子供にとって一番いいのかな、と思います。
『○○ちゃんはどこどこの学校に合格して・・・。』(比べる)
『よそはよそ、うちはうち』(都合のよい所だけ)
これだけはいけないと思います。子供が親を信頼できなくなります。
もっとも子供を傷つける言葉です。
上手に利用すれば、いいところもたくさんあります。
きちんと話し合ってから上手に付き合っていくのが一番いいと思います。
何事も適量です。
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