宇土中学校囲碁の授業開始!初回講師が石倉九段!? | 和太鼓×囲碁×子育て 和太鼓教室おんがくの森、おやこ囲碁交流会 のブログ

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今日はつーパパの母校、宇土高校に行ってきました。

宇土高校には一貫教育の中学校が出来ていて、

懐かしい校舎に新しい建物も増えていました。


それだけでもテンション上がるのですが、

初回の授業の講師が、石倉昇九段です。

近年では、東大、早稲田、慶応などでも、囲碁の単位が設置されたり、

教育界での囲碁旋風が吹き荒れているのですが、

石倉先生は東京大学で囲碁を教えておられます。

私ももちろん本持っています。
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普通は受けたくてもなかなか講義など受けられません。

生徒たち、どんだけ幸せなんだー。


校長室で校長先生のお話を伺ったのですが、

校長先生のフットワークの軽さに驚きました。

本人は囲碁の経験がなかったそうなのですが、

囲碁の効果を知るや、つーの囲碁の先生、江藤先生に相談。


授業への正式導入を決め、ここまでこぎつけるとは、プロジェクトXを見てるようですね。


校長先生や江藤先生の熱意で、県下の囲碁指導者がみんな来てましたからね。

テレビやラジオの取材も来ていました。

石倉先生も熊本は初めてで楽しみにしておられたようです。


石倉先生の授業の解りやすさも凄いの一言。

さすが無駄のない洗練された授業でした。終局図を最初に見せる授業、聞いてはいたのですが、

完成品を分解して理解、アレンジを施し再び完成させる事で、全体像をしっかり焼き付ける、

そんなやり方が非常に新鮮でした。


将棋は王を取るという目的があるので解りやすいのですが、

囲碁は目的を自分で見つけなくてはいけないので、

初心者にはそこが解りにくい、

ならば終局例から紐解いていこう、いわば逆転の発想ですね。


音楽ではこのやり方でよく教えますが、

囲碁でやると画期的ですね。

素晴らしい。


懐かしの母校で素敵な事をたくさん経験出来ました。


生徒達はこれから、たくさんこういう経験をするんですね。

重ね重ね、素敵です。

私もお力になれる事があれば、是非協力させて下さい、と校長先生にお伝えして来ました。

囲碁はそんなに強く無くても、行動力と発想力はありますから。(笑)

希望に溢れる一日でした。



和太鼓教室おんがくの森代表・坂本新吾
メール wadaiko@ongakunomori.net
電話  08033760407