- なぜ、おひなさまをかざるの? (なぜ?どうして?たのしい行事 (ひなまつり))/三谷 亮子
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さて、ひな祭りといえば・・・!!
菱餅とハマグリの潮汁。
どういう意味があるのかはあんまり知らないよねえ。
ちょっとだけエッチなお話でございます。
まず菱餅。
これは女性の陰部をかたどったものなんですー!
知らずに食べている人多いんじゃない?(笑)
菱餅の元になったのは、
宮中での正月のお祝いの料理で、『お菱はなびら』と言う料理。
この菱形の餅は、
小豆で赤く染められ、芯にごぼう、その外を白い餅で包んであります。
完全に女性の陰部の形でして、
それが簡略化されたのが現在の菱餅というわけ。
女性の局部は生命力の源、邪気をはらう力があるとされ、
日本の信仰ではそれにあやかるものも多い。
神社にも『茅の輪くぐり』等の行事があるけど、
それってば、女性の陰部をかたどった茅で出来た輪を潜り、
赤ちゃんが生まれるのと同じ状態で生命力を得ることなのです。
さらに、
神社の鳥居もその『茅の輪』を固定化したものと言われ、
毎回神社に行くと、女性の陰部を通って新たに生まれ変わる、と言った意味があります。
さて、
ハマグリのお吸い物にはどういう意味があるのか???
ハマグリは昔から和歌にも多く読まれ、
硬い愛情、つまり浮気するなという意味があるんです。
ハマグリの殻は、他のハマグリや貝とは絶対合わず、
『他とは合体できない』という事から、
『他の人と合体してはいけません。』→『他の人とやるな』→『固い絆』
という事で、
江戸時代以降、嫁入り道具などに使われたそうです。
ハマグリの吸い物をの飲むときにそんな警告があろうとは!!
これからハマグリの吸い物を飲むときは、悶々として飲んでくださいね(笑)
このひな祭り、
農作業が本格的に始まるこの季節に、
人形に穢れを乗せて川に流す『流し雛』が原型です。
陰陽道などの式神と同じ。
足利時代以来、人形の技術が発達し、ひな人形となるも、
江戸時代までは人形を川に流すのが慣わしでした。
明治に入ってからひな人形は豪華になり、
片付けるようになったそうです。
人形を飾る期間に決まりは無く、
早く片付けないといけない、という事は本来は無いようです。
結婚することを俗に『片付く』といい、
それと人形の『片付け』をかけた、
洒落から生まれた都市伝説のようなものなんですね。
ちぇ・・・。
お嫁になりたくないのにーー。
ひな祭り前に書けばよかったね。この記事。
来年からひな祭りには、
行いう事を思い浮かべながら見てみてください(笑)