父が他界しました |   Hiroshiのブログ

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12月24日(火)16:08

父が他界しました。

2年前に父親は癌宣告、そして余命8ヶ月の宣告を受けました。

大腸癌でした。



癌宣告を受けてから、

仕事を休職し、

抗ガン剤治療をはじめ、ビタミン剤注射、食事療法、、

精神的な部分も病の進行に大きく関わってくると、

母と一緒に、様々な場所へ旅行へ行ったり、

家族で改めて旅行へ行ったりと、

父は病院での入院生活ではなく、自宅での治療を望んだのでした。



その甲斐あってか、

当初8ヶ月と言われていた余命を奇跡的に乗り越えることができ、

癌の方も完全に治療することは不可能だったものの、

進行を食い止めることができていました。

体力的には少し弱っていたものの、僕の演奏するライブなどに、

母と一緒に東京まで見に来てくれていた時もありました。



ちょうど今年の8月にも、東京へライブを見に来てくれていたり、

もしかしたら、このまま癌のことなど忘れて、

今まで通り、また元の生活に戻っていけるのではないか。。



そんな矢先に

父の容態が悪化。



僕がまず知らせを受けたのが、12月13日の夜。。



父が危篤状態になったと連絡を受け、

急いで大阪の方へ帰阪しまして、

父に会いに行きました。



病室の方へ、、



ベッドには、ガリガリに痩せ細って、痛みに耐えている父がいました。

正直かなりショックでした。

この前会った時は、あんなに元気だったのに。。

こんなにも変わってしまうのか。。

しかし、それでもまだ元気な状態らしく、

薬の影響か、病状の悪化の影響か、

呂律がまわらない状態でしたが、

なんとか会話ができる。


そんな状態で、

父と少しの時間でしたが、会話することができました。


父も頑張っていて、

なんとか今年も、病室でもいいから、また正月で家族みんなで過ごしたい!



そう信じて、

僕は仕事の為、東京へ戻りました。





そして、

ちょうど12月24日。クリスマス・イヴ。

母から容態が再び悪化したという連絡。。



その数分後。。

死亡したという連絡が。




56歳の生涯を閉じました。




お正月を家族で過ごすという願いは叶いませんでした。




お通夜、お葬式など諸々終了した今現在でも、

父が死んだという現実を受け止められない気持ちでいっぱいです。




・・・・・





辛いですし、気持ちを整理するのに時間はかかるかと思いますが、

僕は、僕が今できることを精一杯頑張ることが父の為にもなるのかなと、、



これからも、東京で自分の活動、創作は続けていくつもりです。




長くなってしまいましたね、、

父への想いは尽きませんが、


ここに書くことで、ひとつのケジメとしたいと思います。


父を失って家族は3人となってしまいましたが、

母と弟と3人で力を合わせて頑張って生きて行こうと思いますので、

皆様、今後ともどうぞよろしくお願い致します。



松尾 啓史