《晩酌》
生意気だった頃は…いや、今でも生意気なんですけども、二十代の頃は…二十代の頃も酒を飲むのは夜だった訳でして、それでも、「晩酌」って言葉はなんかこうオヤジ臭い感じがしましてね…。
毎晩、それほどテンション上がるほどでもない「晩酌」を、周りの人たちは「いやぁ晩酌いいですねぇ~」なんて盛り上がるのが解せなかったりしましてね(笑)
法人タクシー時代、大酒飲みの先輩方に揉まれた訳ですが、先輩方は「ちゃんと一日おきに休肝日とってるぜ」と豪語する訳です。
法人タクシーの運転手は、丸一日働いて丸一日休みの「隔日勤務」ですから当たり前ですよね(笑)
個人タクシーを開業して以来、毎晩乗務するようになりまして、つまり毎朝「晩酌」を楽しむことになった訳です、今朝のようにね(笑)
タフな肝臓に産んでくれた母に感謝です。
あ、東北生まれの母も大虎なんですけどね(笑)
その『晩酌』ってのが、その楽しみというか喜びというか癒しさというか、解ってきちゃった訳でして。しない人に言葉で説明するのは、きっと叶わないと思うんですけどもね。
だって毎晩?毎朝?ですよ?(笑)
無駄を省くという心構えもあるんだと思うんですけど、「無駄こそ人生の醍醐味」という言葉もある訳でして、物事何でも両面ある訳です。
糸口は、政治のニュースだったり、酔っ払って千鳥足になった猫のお笑い動画だったり、誰かのFB投稿だったり、ゴキゲンな音楽だったりする訳ですけども、そうしているうちにビールはウイスキーに変わってたりするんですね。
年齢も年齢ですから、まずは「自省」から始まります。考えたり悩んだりすることが根っから好きなんでしょうね。
「人間は考える葦である」という有名な言葉がありますが、毎日毎晩毎朝、それこそ乗務中まで四六時中、あれこれ考えている訳でありまして、そういう意味では大いに人生を謳歌していますし、いつそれが終わるのかと、もはや最期を楽しみにしてしまうような勢いだったりする訳です(笑)
音楽の、その旋律もまた、酒が入るとグッとくる訳です。中島みゆきさんの歌詞なんか絶品で、まるで豊かな小説を読み聴かせてもらっているような心地になります。
幼かった頃のことを回想したり、肉親との確執について真摯に考えたり、音沙汰のない娘たちのことを想ったり、きびしい環境ながら頑張っている親友の今に想いを馳せたり、そろそろ愛しい人が目を覚ます頃かな?と案じたり、この社会の行く末を憂いたり…
リセット、なんて立派なものじゃないんですけども、自身にとって実に重要で有意義で大切な時間を「晩酌と呼ぶんだな」と思う訳です。
これから新しい一日を始めようとする方々のお目汚しになるような駄文で恐縮でした(^_^;)
どうか善き一日をお過ごしくださいまし(^^)