4月30日
予定が無かったので気になっていた
君の名前で僕を呼んで

という映画を観に行った。


某BL関連サイトで紹介されていたから気になっていたんだけれど、

空いてるかと思っていた映画館が、結構いっぱいになったので、面食らいつつも、鑑賞





観た直後は、謎だらけだった。
噛み砕くには、少し時間が欲しい、っていう感じ


イタリアの情景と、バカンス中であろう
西欧人のライフスタイルを凄くいい感じで捉えていたので、その辺は、とても満足したんだな、

主人公のアップで終わる感じが脳裏から離れなくて、言葉では今すぐ言い表わせない感覚をずーっと持つことになった。


秀逸な小作品、という感じで捉えてしまっていたので、ググッてびっくり

アカデミー賞候補だったんですなー
ティモシー シャラメ君はかなりの有望俳優さんだった
色気あり、儚さあり、クセもあり、のステキな人

相手のアーミー ハマーさんも素敵で
キャスティングも素晴らしいんだよね。

原作もあるというし、
読まねば、とAmazonをポチり

宮城に行って、やはり又、観たいという気持ちが膨れて、仙台に観に行ったさ

比較的、仙台は空いてました。

こんな感じ、と思ってた人数

1980年代だということ、
ユダヤ人だということ

この背景なかなり重要なファクターなのだと思う



じわり、じわり、と、
人を好きになること

物理的な別れを予感しながらも
ときめいてしまうこと




何の利害関係もなく、

透明な感情は、ただ ただ  
相手へと届くことを求めてしまう


キラキラした想いと、
身体の欲望の狭間に自分を卑下したり
否定したり、と

溢れる才能を見せながら

お互いに惹かれあっていく感じ


雨の降りだす庭の様子や
ある意味閉鎖的な街の様子

懐かしかったり
憧れたり

二人にドギマギしながら
映画の世界に引き込まれていく

で、この後
2回観てる


吹替え版もいいらしいので
なんとか観たいけれど

どうかなぁ


パンフレット完売が残念ですな


原作も読んだ方がベターかと思いますな

うん

そして、今、、4回目の鑑賞が終わった。
ネタバレあり、です、
ここから





色がとても大事に扱われていることに気づいた、

ずーっとずっと

自然光の中、結ばれるまで、
その光は、くっきりとはしていない。

オリヴァーの着ているシャツの色もナチュラルなカラー


ここで、追記。ただ今、5回目鑑賞を終えてきたので。

私が、最初からずっと惹かれていたオリヴァーが、キアラと踊っている日、しっかり青を着てた。ただし、ポロで、夜だから余計に暗めの青、なんだけど。
キアラも青を着てたね。
エリオから距離を置いていたオリヴァーがそれなりに楽しんでいこうとしていたからなのかな
エリオも青の細いボーダーのポロ

自然光も実は、時にその色合いを濃くしてた。
今晩会うと決まった日の自転車に当たった日差し、段々とくっきりし始める関係に光も濃くなったのか


初めての夜、オリヴァーは、深いグリーンを着ているのだ、

そして翌朝、初めて出会った日に着ていたシャツで身体をふいて(途中の日にも拭いてたね)
エリオに、渡すけど、彼は自分の匂いをつけることはせずに、床に投げる、そしてオリヴァーが発つ日にそのシャツをくれない?と…

起き上がった日にオリヴァーが身につけたのは、目の覚めるような青いティシャツ

自分の気持ちをハッキリさせたからなのか



一番最初の写真の背景の青


二人でベルガモに行く時も。

はしゃぐ二人


最後の夜に、街を飛び跳ねる二人は、

オリヴァーが、初めての夜に着ていたグリーン
エリオは、初めて出会った日に着てたワイン

どんな想いを二人はぶつけ合ったのか


別れの朝
オリヴァーは、そのままグリーン

別れの列車が駅に入ってきて、びっくり
列車のフェイスは
グリーンにワインが下にカラーリングされてた。
別れをもたらす列車の色と別れの前夜の彼等の衣装の色

別れの日
エリオは、貰ったシャツを着てた。
別れる時の見送る際のエリオの表情が秀逸


いつもの街に帰ってきたエリオ、自然光がくっきりしてるのだよ、ここで!
夏の終わりの太陽にくっきりと街の線が浮かび上がる
関係を持ったマルツィアが、車のエリオのところにやって来る。
彼女の服
青!青の服なのだ!
それまでは、黄色が多かったかな
振られた時は赤だった。
ふっきった彼女の気持ち、
きっぱりと自分の立ち位置を決めた想いの
象徴として
青!は使われたのかな、

オリヴァーの時みたいに






そして、冬!
初めてキスをしたあのエリオだけの池に、真っ白な雪が、降りしきる

全ては白く、白く、
これから、また、色をつけるために

エリオは、モノトーンの洋服

オリヴァーからの電話は、彼の決意を届けてきた。
ユダヤ人であり、許されざる環境下におかれていたら仕方がないこと、
それでも心は変わらない
現実は簡単ではない、

噛みしめなければならない
理不尽さ

エリオのこれからの人生は、何色になるのだろう。



エリオのパパの最後の語りを聞くだけでも価値のある映画です。
自分にとって、最高の相性、一番の相手を見つけ出せ、伝いあえることが出来たら
それが生涯の中で物理的には、一時のことであろうとも、精神的には、支えになり、宝になるんだろうと…




ママもカッコイイ


まだ、観たいな、と思う


1980年代を駆け抜けてきた
郷愁を感じるのかも


自然の音と光は、
心に優しく響く


雨の降る情景は、
優しく優しく、パパの言葉を包んでくれる

しみじみと

いい映画です


アカデミー賞にノミネート

当たり前でした。


きっと今、私はエリオになって、
オリヴァーに恋しているんだと思う