の解説
[名・形動]死ぬ覚悟で物事をすること。また、そのさま。決死。懸命。「命懸けの作業」「命懸けで取材する」  goo辞書より
 
2020年夏、私は命がけということを目の当たりした。
 
GO TO キャンペーンが行われていながらも、コロナ禍において県を跨いでの移動は自粛すべきと考え、八木選手の陸上の合宿を山口県内、しかも山口市内で行った、そして宿泊場所は湯田温泉、宿は女将劇場で有名な、『西の雅 常盤』にした。
練習を終え、宿に向かう。
駐車場には他県ナンバーが多くみられた。
 
夕食を済まし、20:45からの女将劇場。
 
私は女将劇場を見るのは、今回が2回目、しかし、今回は今までと状況が違う。
 
コロナ禍だ!
 
観客席は感覚を開けて蜜を避けるよう配慮されていた。当然マスク着用。
 
大女将の挨拶に私はふと笑みをもらした。
「今日は皆さま、はるばる命をかけてお越し下さいまして、誠にありがとうございます。私たちも命をかけて演じさせていたたきますので、どうぞ宜しくお願い致します」
 
当たり前の挨拶のようで、意味が深い。そして、つかみの笑いもとれたはずだ!
 
しかし、こここら、大女将を中心とし若女将、そして未来の社長の高校生のお孫さんまで出演し、若手からベテランまでの従業員の方々が必死になって、お客様を喜ばせようとされていた。
 
決してプロ級とはいえないが、手作り感満載のショーは間あいだに引き締まる太鼓演奏が入り、約90分近いショーは総合的に大満足の内容だった!
 
常に笑顔で先頭に立って演じる大女将、着物姿でもカモンベイビーアメリカを踊る若女将、そして母である若女将と一緒に息子さんも必死に踊る姿など。
これは現場ではないと体感できない感動であった。
 
まさにこれが、私の目には『命がけ』に映った。
 
若手従業員から、ベテラン従業員までが必死になり、お客様をもてなす気持ちが客として大変嬉しいものだっだ。
 
そうなると、医療現場で働いていらっしゃる方々は毎日、毎日、命がけの仕事をしていらっしゃるわけである。
本当に感謝と畏敬の念でいっぱいだ。
 
私たち一般市民にできることを確実に守っていこう!