GWを過ぎたばかりの赤坂の夜
火曜日だというのに酒に酔う人は多く、道端のタバコの煙にやめてよぉと嘆きながら迷子の私はひたすら歩く
見付から3分、赤坂からも3分 近いはずのお店は見つからない
今まで何度と歩いてきた道は、でも、そういや一人で歩くことはなかったなぁ、なんて思いつつ最終手段のグーグルマップちゃんに助けてもらい予定より20分遅れで目的地にたどり着く
エレベーターを降りた地下1階、扉が開いた瞬間に、Marieが出迎えてくれる
彼女とは15年位のつきあいになるのだが、同じ年数をすごしたはずの私が10キロ近く増量したのに対して、彼女はいつでもはじめて会ったときと変わらずたおやかで華やかな美人のままだった
Marieに案内されて席に着く
せっかく会えたのでのんびりと話をしたかったのだが、ひっきりなしにくるゲストの対応に彼女は忙しいのだ、さみしいが仕方ない
ライブの開始までにはまだ時間があり、渡されたメニューからシャーリーテンプルとバケット、リゾットを頼む
この量を食べるからMarieにはなれないんだろうなと、独り言ちるが食べたいものは食べたいのだ
運ばれた料理をウキウキと食べながら、周りを探る
友達同士や、カップルで来ている人達の中にチラホラ見える
一人で乾き物をアルコールで流している男性達
あぁ、この人もまたMarieに魅せられてしまったのだなと邪推する
私の近くに座るこの男性とMarieには、どんな物語があるのだろうか
この男性もお花を贈ったのだろうか、ステージの近くにあるテーブルには、お祝いのお花が積まれていた
ライブがはじまる
今日のMarieはワンショルダーのマーメイド型ワンピースで、右ひざからはじまるスリットから覗く脚に同性ながら弾む心が抑えられない
男でなくてよかった・・
ふつくしいなんて気を抜いていた身体に、なじみのある曲が入ってくる
今回のアルバムは日本の曲のカヴァーという話だ
というような話を帰りのロマンスカーで延々と考えていた
普段だったら、とよりんのライブいったよ!
すっごく良かった!的に終わるんだろうけど
なんか変な妄想しだして、しかもこの先はこんなブログ誰も見てないんだから書いてもかまわないんだろうけど、さすがにまずいかという展開を迎えてしまったので、推敲もなんもしていないけど、まぁ、こんな感じ