7月に『在来線より雨に強い』新幹線の
話を書きましたが、その後、保守作業中の
事故で、東海道新幹線が運休しました。(びっくり)
 東海道新幹線の場合、山陽新幹線などの
他の新幹線に比べて『古い技術』が残っていて、
その分、保守作業が難しくなっています。

 この際、年中無休をやめて、月に一度、
東海道新幹線を休ませて、昼間でも保守作業が
実施できるようにしておく方が、安全を確保
する上で確実だと思います。(ニコニコ)
 当日や前日に、東海道新幹線の運休を告知
すると、北陸新幹線や航空機などの、代替輸送が
混乱しますが、半年前くらいに運休を告知すれば、
そもそも、その運休の日を外した移動計画を
立てる人も多くなり、他の交通機関への影響も
小さくなるでしょう。

 ここからは、個人的な意見になりますが、
今回の事故は、単純な機械の故障ではなく、
Heinrich(ハインリッヒ)の法則が成立している
現象だと思っています。
 JR 東海だけではありませんが、列車に
乗車していると、現場の『うっかり』を
目にすることは、割と多くあります。
-> https://ameblo.jp/oneway-ticket4989/entry-12698770573.html
 現場の『うっかり』に対して、重い罰を
与えると、現場の負担が増えて、ますます、
事故の可能性が大きくなります。
 良い経営者は、事故防止のために、現場の
負担を軽くするような対策を実施します。
 結局、現場の声が経営者に伝わるように
することが、最善の(事故)対策になります。


図1 新幹線の platform(正常運転時)

 


図2 新幹線の出発時刻案内(正常運転時)

以上