文章で存在を感じるとは?

俺 語録 中2病
納得できるのなら死んでもかまわない。今の僕の生き続けるための明確な意味は自分という存在そのものなのだ。(存在への目覚め)

結局僕は僕であり、誰のものでもないのだ。(現存在分析)

海はそのままだった。自分からは燃料の匂いがする、そしてめまいがする。
肌の色が黒く染まっている。不精髭が生えている。海だけがそのままであるような気がした。(海は不死で永遠の不在だ。俺はすべてと縁を切り、すべてを凌駕する。
それは死んでも変わらないだろう。俺は自分の宿命を探していた。これが俺の定めだ。) 

神(超越者)が俺を呼んでいる。病気が怖い。平穏が怖い。まだ殺されるな。 その夜は暴風雨だった。父隆一が子供の頃本にラインを引いていたのを彼は思い出した。暴風雨がやってきたとき彼はそのときと全く同じ時間が流れている気がした(SF的歴史的存在意識)
暴走期

破滅を覚悟した。最後に書き残したい曲があり別れをつげようとした。放つ旋律は、女との日々、重なり合ったどの曲線も美しかった。そして二人の永久なる決別を想起させた。これで私は終わりだと彼は思いこんだ。師匠桜井に指揮を託す美しい友情の憧憬の中で・・・
体の震えは止まらなかった。恐怖の日々が意思を蘇らせた。病は厳しい現実から逃避することで起きていた。死ぬまで自分の意志で生きて行こう、これが自分の宿命なのだと彼は思った。(歴史的存在)

十字架を背負った無名の戦士が 悲しみを海に流そうとした
兵士は乾ききった体で何か叫んでいた 戦士が疲れ果て死を覚悟したとき 隠れていた自分の優しさに気づいた。記憶は美しく咲き誇り散りゆき 戦士はすべてを愛せるようになりたいと思った。もう誰とも自分と比べたくない いや比べられてもかまわない 戦士は意志を取り戻し 心臓を撃ち抜かれるまで生き延びようと思った マゾヒズム破綻