今日の哲学内面悪についてニーチェはルサンチマン(弱者の屈折した復讐の感情)、キルケゴールは自らの良心を呵責するものと内面悪を否定した。しかしこっちの方が深みがある。武田信玄の山本勘助への名言そなたの恨みが深ければ深い程その心が美しいことの証である。そう思わぬか?しかし恨みではこの武田は討てんぞ。山本勘助。失望の中にこそ誠の大望は生じる。そう思わぬか?大望がなければ恨みを晴らしたところで何になる?