皆様に「安心」を
田舎専門 働き方改革コンサルタント 石田です
日本のマチュピチュで知られる「竹田城跡」がある朝来市にて、社会保険労務士事務所を経営しております。
事務所面積、スタッフ数において北近畿最大規模の事務所として恥じぬよう、情報発信のため、ブログ更新しております
退職届は必要なのか
ハローワークでの離職票手続きなどに使用する「退職届」。
そもそも、退職するのにルールはあるのでしょうか?
提出期限のルールについては、従業員から「今日辞めます」と言われたらをご覧いただければと考えますが、他にもよく聞かれる内容として、「退職届」と「退職願」の違い。
この違いと、効力についてのルールも気になるところです。
退職届がないとどうなる?
会社を辞める際、退職届を提出せずに「辞めます」との言葉だけだった場合の効力は、どうなると思いますか?
これは、有効になります。
別に書面でなくても口頭でもOKということです。
では、なぜ会社は書面を求めるのか?
おそらくは、「ハローワークでの退職手続きで書面を求められるから」や「前からそうだったから」とか、「言った言わないを防ぐため」などではないでしょうか。
そうだと仮定するのであれば、口頭でなく書面があるに越したことはなさそうなので、やはり書面をもらうことをお勧めします。
「届」と「願」の意味の違い
「願」は、字の通り願いであって、会社に対して退職を願い出るための書類なので却下される可能性もあるということです。
「届」は、会社の意向に関係なく、退職を通告する書類となります。
なので、円満退職が目的であれば、退職届でなく退職願いがいいかもしれません。いや、絶対に退職したいから退職届という場合も考えられますが、経験上は願いであっても結果的に退職になります(笑)
〇〇を強化するしかない
書面を求める理由を会社側で考えてみましたが、退職者側のメリット、デメリットも考えてみます。
メリットは、退職という言いにくい?ことでも、書面であれば提出するだけですし、解雇ではないとの証明にもなります。
デメリットは、書くのが手間。提出すると撤回しにくい等でしょうか。
やはり、会社側、退職者側の両面から考えても、口頭よりは書面の方がメリットが多い気がします。
最近では、書面でなくメールでもいいのか等の相談も受けますが、退職という結果に向けて、会社にも退職者にもメリットある方法、目的は何なのかを意識して、そこから逆算していけばいいと考えます。
まずは、自社の就業規則やルールを見直し、それは求める目的に沿っているのかを考えてみることが第一歩かと。
変化に対応し、皆さんの抱く理想の会社を目指してください。悩むより、愚痴を言うより、行動がお勧めです。
素敵な会社づくりをしていきましょう。
さて、今日も依頼者様に役立てるよう
全力で頑張っていきます
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