昨年ブログでCDコンポの中古購入を書きましたが、諸事情により購入を断念しました。

そして今持っているCDをデジタル化する事にしました。

 

具体的にはCDをFLAC形式の可逆圧縮音源に変換してハードディスクに保存し、オーディオコンポに繫げて聞く環境を作る。

MP3やAACなどの不可逆圧縮に変換したものは既に入れてあるが、これはポータブルオーディオ用なので、やはりコンポで聞くには物足りないのです。

 

STEP.1保存方法を決める

 

目指す保存方法としては

  1.  PC内部にはAACやMP3の圧縮音源を保存(既に入っている)
  2.  手持ちCDを外付けHDDに可逆圧縮音源を保存(これから入れる)
  3.  レンタルしたCDは外付けHDDにwavファイルでリッピングしているのでこれをFLA音源に変換する

これをどうやって実現するかだが、古いwalkmanにバンドルされていたアプリでMedaGoというものがあり、とても使い勝手が良い。

既に2018年でサポート・配布は中止になっているが、今でも十分使えるレベルだ。

 

MediaGOの利点としては

 ・アプリの動きが軽くて起動も早い。

 ・外付けHDDのwavファイルを簡単にFLACファイル(可逆圧縮)に変換できる

 ・さらにすでに保存してあるファイルに曲名やアルバム名の情報を付与すること

  ができる

   →※これができるアプリはほとんど無いでしょう。普通はリッピング時のみしか対応して

    いません。

 

 ・Itunesで取り込んだファイルも含めて、複数の場所の音源を一括管理できる。

   →※これも通常のアプリではできません。普通は指定した1か所しか取り込まないです。

 

正直ソニーはなんでMediaGOをやめてしまったのが不思議だ。後継アプリは使い勝手が悪く、起動も時間がかかるし制約も多い。

 

ソニーのサイトにMediaGOと後継ソフトの機能比較表があった。

機能比較表 | 音楽のソフトウェア | サポート・お問い合わせ | ソニー (sony.jp)

これを見てもMediaGOが優れていることがわかる。

 

これで方針が1つ決まった。

 

MediaGOを使用して、FLACファイルに変換したものをマスターとして保存する。

STEP.2オーディオコンポとの接続方法

ネットで調べるとメジャーな所でNASサーバーを構築するというのがあるが、これ結構ハードルが高そうで、お金もかかりそう。

またネットワークHDDというものもあるが、そもそもコンポがLAN対応されていない。

音楽をコンポで聞く部屋は限定されているので、単純にパソコンとコンポを接続できればいいと割り切ることにした。

 

以前から使用していたのはbluetoothレシーバーだ。

これもピンキリで色々あるが、数千円で買えるものとして実用的なのがB06PROだ。

 

 

手持ちのコンポには光入力端子が装備されており、レシーバーから光に接続できるのがこれだった。

つまり

 

 パソコン → bluetooth → B06PRO → 光端子 → コンポ 

 

という流れになる。

実はこれspotifyなどサブスクのミュージックをBGM的に聞くのにすでに導入済だった。

ただし、たまにスマホのBluetoothと干渉してブツブツ音が切れることがある。

それにbluetoothは結局は圧縮されてしまうので、せっかくFLACで保存しても意味がなくなってしまう。

 

そこで幸いにもコンポにUSB端子が付いていることに気が付いた。

USBタイプAという端子だ。

パソコンのUSBはタイプBなので、AオスーBメスの長いケーブルがあれば接続が可能である。

3mあればなんとか届きそうだ。

このケーブルもピンキリで、プリンター用なら1000円前後だが、オーディオ用と名の付くものは5千円を超えるものもある。

しかし、レコーディングするわけでもなく、それほどノイズも拾わない気がするので、安いやつにした。

 

つまり接続はこのようになった。

パソコン → USBケーブル → コンポ

単純である。

USBであればデジタルのままコンポまで行くので、コンポ内でDA変換するまでは理論的には劣化がないはずだ。

 

さてあとは、FLAC音源を作る作業だ。

続きはまた。