今日から群馬県にある四万温泉に来ている。
草津温泉や伊香保温泉ほど有名ではないが、江戸時代から名湯として知られているそうだ。
宿の積善館は、元禄4年創業、現館主は第十八代。先祖代々この宿を引き継いできた。
今日はたまたま、館主が、四万温泉の歴史、建物のあれこれを1時間にわたり説明してくれるサービスの日、興味深い話をたくさん聴けた。
まず、最初の話は、宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」のモデルとなったと言われている話。
映画を知っている方なら、分かるだろう、このシーン。
他にも、トンネルのシーンが、この宿の中にあるトンネル型の廊下がモデルとも。
宮崎監督が直接「モデルにした」と言ったことは無いらしいが、この宿に泊まって構想を練ったのだから、間違いないだろう。
元禄4年と言うのは徳川将軍、綱吉の時代、忠臣蔵の10年前。
建物は、増改築はしたものの、本館の1,2階は当時のもの。
東日本大震災では、震度5の震度で、昭和30年代に増築した部分に若干の被害が出たが、古い部分は大丈夫だったそう。
聞いたことがあるが、日本の古い木造建築は、地震の揺れを上手に逃がし被害を抑える優れた免震構造を持っていたと。
震災のこと、エネルギー問題のこと、猛暑対策のこと、など考えると、日本の「自然(≒神)に逆らわない、共生する思想、技術」というのが、見直されるべき時代が来たように感じる、と言ったら言い過ぎだろうか。
…川の流れの音を聴きつつ。 (^_-)☆
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