皆さん、こんばんは。ONE'S店主でございます。

 

 今日の午前中。

 

 フルチン姿にねじり鉢巻きで店にやって来ると、過日のブログに登場した真っ赤な天狗の面が再び置かれていて、その下には白い紙が敷かれており、その紙を取り上げてみると、

 

 「オマエガ コンゲツアタマニ インスタグラム二トウコウシタ モヒートノアブサンシャツノツウハンページヲ キョウノウチ二ツクレ モシツクラナケレバ ケツアナカクテイナ」

 

 とあり、それは前回同様、新聞の文字をひと文字ひと文字切り抜き、それらを貼って作られた脅迫文であった。

 

 私の記憶が確かならば、“ケツアナカクテイナ”とは昨年の『ユーキャン新語・流行語大賞』を受賞した、読売巨人軍・坂本勇人氏の“今日けつあな確定な”を引用したのであろう(ちなみに一昨年の大賞はというと、熊田曜子氏の“ウーマナイザー”だったと記憶している)。

 

 どうやら、私は今日中にアブサンシャツの通販ページを作らないといけないらしい。

 

 もし仮に作らなければ、早ければ今日の帰り道に何者かに襲われ、黒塗りのワンボックスに押し込まれた後、人里離れた一軒家へ連れていかれるのであろう・・・

 

 目隠しを外された私の前に座っているのは、ゴリゴリマッチョな黒人イタコ。

 

 私をこの家へ連れてきた人間達の一人が黒人イタコへこう告げる。

 

 「ジャニーさん、ジャニーさん、遅くなってすみません。連れてきました」

 

 それまで目を閉じていた黒人イタコがゆっくりと目を開け、私のことを見るなり、

 

 「ちょっと!ユー、話が違うじゃない!ボクが連れてきてって頼んだのは、つるんとしたお肌のキレイな顔立ちをした色白の中学生の男のコよ!誰がこんなヒゲ面の小汚いド中年真っ盛りなおっさんを頼んだっていうのよ!もうユーには頼まないわっ!ボクは帰るからっ!」

 

 と、一気にまくしたてた後、ガクンと脱力した様子で再び目を閉じる。

 

 「チッ、ジャニーさんはやっぱりこのおっさんじゃあダメだったか。まぁイイ、オレ達の目的はこのおっさんのけつ穴を痛めつけることだ。おい、ロニー、起きろ!オレ達は帰るから、このおっさんを好きにしてイイぞ!」

 

 ロニーと呼ばれた黒人イタコはニタ~ッと笑い、

 

 「オーアリガトウ、アリガトウ、ワタシハケッコウオジサンラブダカラ、トテモウェルカムヨ。ココサイキンゴブサタダッタカラ、エキサイティングナヨルニナリソーネー」

 

 と言うや否や、ベルトをカチャカチャと外し、穿いていたジーパンとラメ入りの極細ビキニパンツをズルンと下ろすと、そこにはいきり勃った黒鹿毛の馬並みの巨大なイチモツが・・・

 

 「堪忍してつかあさい!それだけは堪忍してつかあさい!無理ですって!絶対に無理ですって!神納花や小早川玲子じゃあないんだから、そんなの突っ込まれたら死んじゃいますって!」

 

 嗚呼、それだけは堪忍してつかあさい・・・

 

 つーことで、これから商品紹介をしたところで、ド変態の皆さんにはロクに読んでいただけないような気がムンムンするので、実に生真面目な商品紹介は後編にて。