けんたを川崎へ送り届ける時、昨夜から今日までのけんたの様子を観察して箇条書きにしたものをママに参考までに渡す。 子守りチェックシートと名づけてある。
1年でN0.30まで数えた。月2回の子守りから、最近は毎週月火、月4回のペースに増えたからだ。
『こちらで、ちゃんとお守をしてあげるから、稼いだ分は(けんた貯金)としてきちんと蓄えなさい』と母親にいわれ、家計の足しにしなくて、別に貯金をしている様子。もう××十万になったと聞いたが、兎に角、お役に立っていることが嬉しい。
子守りヂェックシートは東芝ワープロ「ルポ」で作製する。ほんの僅かな閑を見つけてけんたの様子をキーに打ちこむ。
風呂から出て、ミルクを飲ませ、出発までに、書き上げ、印刷する。手際良くしないと書きそびれてしまう。
印刷した後や、一時間の道中の様子も観察していると面白い。記憶しておいて次の機会に書こうと思っているうちについ忘れてしまう。
かありやしんいち君が帰って夜食をする時の足しにと、O-ちゃんは、必ず何かを用意する。
おでん、いろいろな煮物、ポトフ、季節の炊きごみご飯等。かありにとってこの夜食の準備、けんたの入浴済は、ありがたいに違いない。
始めの一年間はじじとばば夫婦で送っていった。この間2-3時間は自然に夫婦のコミュニケーションの時間になる。これも予想外の効能だった。
