優しい休日 後編【大宮】 | アラシックな日常Ⅱ~嵐*大宮白書~

アラシックな日常Ⅱ~嵐*大宮白書~

こちらは『アラシックな日常』(にのたん)の移転先です


主に腐小説、相方おーのたんとの日常を書いています


妄想小説は大宮メインです。その他櫻葉、にのあい、櫻宮などなど


※時々アニメ、声優さん関連記事あり

翌朝、小鳥のさえずりで目が覚めた……シッカリと俺を抱き締めた智の腕の中から抜け出して窓を開けた













『うわぁ……空気が綺麗だなぁ……』



二人っきりで迎えた新年の朝……きっと今年もこの人と色んな事を乗り越えながら進んで行くんだろうな



「………ンッ…………和…………?」



目覚めた智が俺を探している……少し冷えた身体で再び布団の中に潜り込めばギュッと抱き締めてくれた



「和……おはよ……良い朝だな……」



『おはようございます……静かな朝ですよ……』



優しい口付けが降ってくる……幸せを噛み締める朝だ



朝食は大広間で他のお客さん達と一緒にとった……やっぱり誰も俺たちを知らない……二人でクスクスと笑いながら飯を食う……婆ちゃんが煎れてくれたお茶が美味い



「若い人が珍しかねぇ……ほら、羊羮ば食べんね」



お客の爺ちゃんが分けてくれた羊羮を智と食べる……ちょっと甘いけど美味い……智もいつの間にか爺ちゃんたちと楽しそうに釣りの話をしていた



俺は婆ちゃんを手伝って食器を片付ける……最初は遠慮していた婆ちゃんも孫が帰って来たみたいだと嬉しそうだった



大広間に戻れば智が切れた電球を交換してやっていた……やっぱりお年寄りばかりだと大変みたいだね



その日俺たちは爺ちゃんたちを手伝って旅館の中を掃除したりほんと孫になった気分だった










「お客さんにこんな事までして貰って申し訳なかねぇ……」



「んふふ、婆ちゃん気にしない気にしない♪俺らも楽しんでるんだからさ♪」



本当に智は楽しそうだった……身体を癒しに来たのに1日働いて……でも凄く充実している


夜はゆっくりと温泉に浸かった……爺ちゃんたちが手伝ってくれたお礼にと俺たち二人の貸し切りにしてくれた



「和~、こんな贅沢ねぇよなぁ……俺らの貸し切りだぜ♪」



『ほんと贅沢だよね……ふふ、今日は楽しかったなぁ……』









癒されていく……1年の疲れが全て流されていく……また今年も頑張れる



部屋に戻った時、スマホが鳴った



《もしもし、相葉さん?なに、どうしたの?》


相葉さんからの電話……少し酔ってるみたいだ


〈ニノ、リーダー、おめでたまきん♪〉



後ろからは賑やかな声が聞こえてくる……向こうも上手くやってるみたいだな……きっと翔さん緊張してんじゃない?



「おっ、和!潤からライン来たぞ!」



HAPPY NEW  YEAR  I



コッチも上手くいってるのかな?……あの二人負けず嫌いだし喧嘩するなよ?



「んふふ、潤も幸せそうだな♪」



ほんの少しだけどメンバーの幸せに触れて俺たちも優しい気持ちになれる……みんな、良かったね……短い休日だけど堪能出来てるみたいだね



楽しかった時間はあっという間に過ぎていく……


3日の朝、俺たちは帰り支度を済ませて受付に向かった



爺ちゃんたちがみんなで俺たちを見送ってくれた



「あっという間やったねぇ……寂しくなるねぇ……」


「またいつでもおいで。待っとるからね。」


お土産にと干し柿やお餅を受け取った……ほんと孫みたいだね……智もちょっと涙ぐんでるし……



「爺ちゃん、婆ちゃん、また来年も来るから元気でな!」


そうだね……また来年も二人で来よう……此処はまるで俺たちの故郷のようだ



名残惜しい中、俺たちは宿を後にした……必ず来年もまた来ると約束して……







~エピローグ~




「良い子たちやったねぇ……」



「そやねぇ……まあ、またきっと会えるさなぁ……」



「ふふ、お爺さん……すぐ会えますよ……だって今日は……」




「おっ、3日やったね!しっかり録画しとかないかん!」











「…………忙しいやろうけど無理しなさんなよ……疲れたらいつでも帰っておいで……」







END






『温かい休日』に続きま~す(*´∀`)


次は櫻葉の休日ですよ~(* ̄∇ ̄)ノ