~智side~
ニノの部屋……昔はそれほどは来た事無かったよなぁ……キョロキョロと見渡しながら思い出す
「オジサン、あんまり見ないでくださいよ」
ブツブツ文句を言いながら和が仕事に行く支度をしていた
『おい……ひょっとして今から仕事か?』
「ええ、今日は新曲の振り付けのレッスンが………あ………大野さんが………居ない………どうしよっ!?」
急に慌て出した和を余所に俺はちょっとワクワクして来た……新曲の振り付けかぁ……やべっ……すげぇ行きてぇ……
「なあ、和……付いて行ったらダメかなぁ?」
『っ!?……貴方バカですか?……どう見ても俺たちのリーダーには見えませんよ?」
……当たり前だよ……誰が大野智として行くなんて言うかよ……ちょっと変装して大野智の親戚とかで誤魔化せないかなぁ、と俺は本気で考えていた
「とにかく、大野さんは急病で行けないって事にでもするかな……どうしよう……大野さんが行方不明とかマスコミにバレたら……マズいよっ!」
『まあ、何とかなるって♪ほら、行くぞ!』
「えぇぇぇぇっ!?」
和の雄叫びを背に受けながら俺はウキウキしながら部屋を出た