俳優、阿部寛(50)が人気アニメ「ワンピース」の主人公ルフィと“共演”することが9日、分かった。
4月11日放送のフジテレビ系「世にも奇妙な物語 25周年スペシャル・春~人気マンガ家競演編~」(仮題、後9・0)の1篇で実現。
ルフィと同様に“ゴム人間”になる役どころで、「こんな経験はないので、楽しくやらせてもらいました」と喜んだ。 阿部がルフィさながら“ゴム人間”に変身だ。 放送25周年を迎える「世にも奇妙な物語」に1991年以来24年ぶりの出演となる阿部は、その1篇「ゴムゴムの男」に主演する。
「ワンピース」でルフィが悪魔の実「ゴムゴムの実」を食べ、体がゴムのように伸び縮みする特殊能力を身につけるというエピソードが題材となり、同アニメが実写ドラマと初めてコラボする。
阿部が演じるのは、抗争で命を狙われケガをしたヤクザの若頭・鬼頭。入院先の病室で果物と間違えて「ゴムゴムの実」を食べてしまい、“ゴム人間”になってしまう。すると、病室に突然、ルフィが現れる。組からも邪魔者にされている鬼頭は自信をなくしているが、ルフィに仲間の大切さを説かれ、ゴムの力で再起を決意。ルフィと極道の世界で“共闘”していく-。
手足がゴムのように伸びるシーンは、CG技術で表現。病室に不審者がやって来るなど主人公がピンチに陥る場面でたびたび登場し、阿部の手足が数メートル伸びて悪者を退治するコミカルな描写が満載だ。ルフィはアニメのイラストで登場し、合成で共演する形だ。
同局制作側は「『ワンピース』とのコラボという面白い企画が、阿部さんの出演でさらなる不思議なパワーを得た」と自信を示し、阿部本人も「アニメと一緒になるのが楽しみです」と胸を躍らせている。映画「テルマエ・ロマエ」などコメディー演技にも定評のある阿部が、どのような“必殺技”を繰り出すのか注目だ。(サンスポ.com )