今年も後わずか…

そろそろ流行語大賞みたいなのが、ノミネートされ始まるが、ザウルスの街で見かけた落書き標語大賞ベスト3を発表!

3位
『ガンバレ阪神!』の阪神を消して
『ガンバレ下半身!』と書き直していたトイレの落書き。

今年のタイガースはクライマックスシリーズにも出られず、ダメ虎に戻ってしまった。
弱くなったのはタイガースだけでなく、菜食系と呼ばれる若い世の男性。
で、この標語。
少子化時代を打破しようと頑張ってる菜食男の切実な思いがこもっている。
未来のために、下半身頑張って欲しい。

2位
『横断歩道、みんなで渡れば、皆殺し』

ちょっとこれは怖い感じだけど、世相を反映している。

これだけ不況でイライラしていると、赤信号を平気で渡ってる奴を見ると、『引いーたろか!』なんて一瞬キレそうになる。
けど、腹立つけど、ブレーキかけてクラクション鳴らすか、『ど阿呆か!』位がせきのやまで平和におさまっている。

だけど、この落書き者、かなり溜まってるんや。あんまり不幸や不運が続くと全部敵に見えてくる。
そんな今の庶民の心理が垣間見られる。

1位
『婚活ブーム』を消して『トンカツブータン』
意味不明だったが、なんかリズム感があって、よかった!
おそらく、バイキング式の合コンかお見合いパーティーに行った男性が、ちょっとフクヨカな女性に声をかけられて、そのフクヨカな女性がタラフクバイキングってたのを見て、『トンカツブータン!』の標語がピッタシカンカン(昔、久米宏が司会してた番組)だったんだろー!
まさに肉食系を目の当たりにしたわけだ。

来年はどんなブームや標語、流行語が生まれるのだろうか!







元仕事の上司が自殺した。
上司だが、同じ歳なんでメッチャ落ち込んでる。

絶対自殺するような人じゃない
と言われてた。

自殺するパワーがあるんやったら、死んだつもりで仕事したらよかったのに
というが
自殺とパワーは関係ない

会社を辞めて、新会社を立ち上げて、あらゆるモノを手に入れてきた人なのに、どこでどう歯車が狂ったのか、後は墜ちるとこまで落ちた。
最後は住み込みで新聞配達しながら、細々と生きていたようだが、知り合いに会うと、眼を背けて逃げていったという。

自転車盗難とか、
風俗の呼び込みをしてたとか、
そんな噂の末が自殺とは…。

20代、30代を同じ職場で過ごし、
仕事にかこつけ、パチンコに行ったり、
ゴルフの打ちっぱなしに行ったり、
ビリヤードに行ったり、
麻雀したり、
馬券を買いに行ったり、いつもつるんでた。
要領もよく、けっして愚痴を言わない人だった。

その分、強いプライドを持っていた。
その強いプライドと負けん気で一発逆転を夢見て生き続けてきたんだろうけど、
最後は誰も支える人も心の拠り所もなかったのだろう。

人間一人は耐えられない。言い様のない寂しさが込み上げてくる。
自殺するように思えない人でも、その寂しさには耐えられなくなる。

迷惑をかけられた人はいっぱいいるが、
オレは世話になりっぱなしで終わった。

いい時も悪い時も仲間なのに!

こんな重たい1日は、もうごめんこうむりたい。

遊びまくった思い出以外は今日で封印しよう。

ご冥福を�




もう15年以上前の話し。ザウルスは美容系の雑誌編集部に勤めていた。
雑誌は月刊誌で毎月特集を企画しなければならない。
この月のテーマは『ジュニア○○』だったかな。
この頃トレンドは『渋カジ』とか『キレカジ』と言われるファッションが流行ってて、ボーダーラインのキレイ可愛い感じが受けてたような。
まあ、そういうテーマなので、それに合ったモデルはいないかと、モデルクラブのモデル帳をあさっていた。
高校生位がいいかなと思ってめくっていると、
—うん、この子素朴な感じでいいんとちがう—
モデルというと、どのコンポジットを見てもモデルらしくポージングしてて、なんか変な色気や香水の匂いがしてくるようで、雑誌のモデルには向かない。
特に、関西本社の雑誌だったので、妙に男に媚びるようなケバさがあっていつもモデル探しには苦労してた。

ところが、モデル帳の68ページのモノクロ写真のこの子はどう見てもモデルっぽくなくて、
—なんでこんなフツーの子が!—
というくらい、フツー過ぎたので、かなり気になった。
使うか使わないかは別として、モデル事務所に電話してみた。
ザウルス
『この本上まなみって子どんな感じ?』
Nマネージャー
「えっ!そんな子いましたっけ!」
ザウルス
『えっ、そんな事ないやろ!68ページに本上まなみって書いてるやん!』
Nマネージャー
「あっ、ありました!すいません。でもこの子、高校生でまだ全然仕事したことないですよ!」
ザウルス
『でも、とりあえず載ってるやん!』
Nマネージャー
「いや、この子たまたま天満橋でお母さんと歩いてるのがいい感じだったんで、声かけて写真送ってもらっただけなんですよ!でも、大丈夫かな?一度お母さんに聞いてみます」
本当にこの娘でいいんですかと何度か念を押されるうちに、
よしこの娘で決めたみたいな感じになって、撮影日を迎えた。

ロケ場所は大阪中之島公会堂の前。
本上まなみは写真通り、素朴で全くプロっぽくなくて、どこにでもいるおとなしい女子高生だった。
ただ目が異常に澄みきっていって、それだけが印象強かった。
今でこそ関西のストリート雑誌でカリスマ的存在のTカメラマンは、当時はそんなに凄い写真を撮る感じではなかったが、広角レンズを使った独特の構図がなんとなく新鮮で、本上まなみの本質をなんとなく上手く引き出していた。
雑誌掲載から数日後、Nマネージャーから「写真を何枚か欲しい!」と連絡があった。

某大手の来年のキャンペーンガールのオーディションに使わせて欲しいという。

言うまでもなく、ここから後は皆が知るアイドル、女優としての本上まなみが始まる。

本上まなみが有名になって、何年か立って、Nマネージャーから電話があった!
Nマネージャー
「本上まなみ、今度大阪に帰ってくるから、使いませんか?」
ザウルス
『何、言うてんねん!ギャラが合わへん!』
Nマネージャー
「いえ、前と同じでいいですよ。本当、ザウルスさんには感謝やから!」
ザウルス
『マジ!行けんの!』
スタジオに来た本上まなみは見違える程、洗練されていた。
あの眼の輝きももっと暖かい柔らかな感じになっていた。
おっとり噛み締めるようにインタビューに答え、撮影の開始。
ザウルスもその存在に圧倒される位、逆に緊張しまくった。

それから、何年か後に、悪性の腫瘍でNマネージャーは亡くなった。ザウルスと同じ歳でまだ40底底だったように思う。

その訃報を聞いた時、何か複雑で言いようのない寂しさが込み上げてきた。

天満橋でのキャッチ

なにげない素人写真

彼女はそんなとこから幸運を手に入れた。