時には昔話もいいか。 | 名古屋市某所 エディターブログ

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“ヘンシューとは?”
いつまでたっても日々悶々と自問する、
フリーランス編集/ライターのブログ。

ボチボチとつづっていきます。

寒い寒いと言いながら下ばかり向いて歩くんで


ロクな考えも浮かばない。


少し前に、溜まりだした原稿の山をちょっと片付けた。



一息ついて、最近資料整理に使っているクリアファイルを


パラパラとめくってみる。すると一番最後に挟まれていた


数枚の紙切れを見つけた。


それは、当時在籍していた編集部で行われた


「事前打ち合わせ」をまとめた報告書だった。


ワードで作成されたレジュメには、その名の通り、いろんな人の名前とともに


その発言が明記されている。



名前の載っているひとが、もうみんな違う道を歩んでいる事実が


流れた時間の濃さを教えてくれる。


右肩に書かれた日付には 平成13年5月 とある。



当然、そこにはオレの名前も載っており、定期で担当していた4ページものの


制作を終え、その事に関して要約するとこのように発言している。



「入稿が遅れてしまいました‥‥‥」 by 24歳のオレ 


予想していたが、この進歩のなさ‥‥。



結局は幻となったものの、その当時、間もなく迎える夏号において


初めての特集担当を命ぜられたオレ。気合の入った様子も


その報告書からはうかがい知れる。



当時行われた事前打ち合わせにおいて、特集案を披露したのだろう。


いろんな人の、案に対しての意見も載っていた。


・ウェブへの展開がない

・地元への落とし込みが足りない

・この内容では全国誌に勝てない


うーーん。思い出すだけで胃が痛くなってきた。


地元情報を盛り込め と 全国誌に勝て は、常に言われていた気がするなぁ。


懐かしい。それに比べ、現在の平穏な日々。


フリーならではの悩みもあるが、あの当時の胃がキリキリしっぱなしだった頃に


比べると、なんてぬるいのだろう。



7年前の「報告書」を見ては寒風よりも100倍、身を引き締めた。


ひょっとしたら、この手の報告書や会議資料なんてものは


すぐに読み返すものではなく


何年後かののちに、ひっそりと読み返しては


働き通しだった頃を思い出すためのもんではないかしら。とも考える。


校庭に埋めるカプセルみたいに。