初めて彼女を食事に誘ったとき「どう、オレのクルマって左ハンドルなのよね~」みたいな
気持ちは正直あった。
ただ、そんな気持ちも数秒後には、助手席側のドアが開かず
そのひとに運転席側のドアから乗り込んでもらうハメになった時「この、ツンポコグルマ!」という
気持ちへとシフトチェンジした。
それから2人とも住みかを変えたり、それもあって名古屋~浜松間をなんべんも往復していたら
アッという間に半そでの季節になった。
初めて食事にいったその日。
運転席側のドアから、実はさもうれしそうに乗り込んでいた彼女を
ぼくとおんなじ苗字にするために、当時は悪態をついてしまったゴルフ2に乗って
2005年5月5日こどもの日。浜松市役所へ向けのんびりと走りだした。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。
その結果。
当然ながらコンイントドケの書き方もまったく知らず、ましてホショウニンのハンコがいることも知らず
さらには平成16年から身元確認が必要なので「必ず2人で来てくださいね」と時間外受付にいた
さも優しそうな初老のオジサンに教えられたぼくは、たかぶった気持ちをどーしていいかもわからず
「そんな簡単に籍は入れられないっすよねぇ」と正解不正解のよくわからないセリフをはいて
わずか5分足らずで浜松市役所をあとにした。