【環境が人を作るのではない。環境は私たちに、私たちがどんな人間であるかを知らせてくれるだけ。】


・環境の変化と心の中身の変化は、常に結びついています。

もし私たちが、心の中の悪い要素を意欲的に取り除き、人間として目に見えた成長を遂げたならば、まもなく、私たちの環境もまた、それに見合った素晴らしい変化を遂げることになります。

人が刑務所に入るのは、生い立ちや環境のせいなどでは決してありません。

もし私たちが刑務所に入ったとしたら、それは、私たち自身の身勝手な考え方が、そうさせたのです。

清らかな心の人は、たとえどんな誘惑にさらされたとしても、絶対に罪を犯したりはしません。

犯罪が発生するのは、人の心の中に住みついている身勝手な考えが、何かのきっかけで外側に現れたときだけです。

環境が人を作るのではありません。環境は私たちに、私たちがどんな人間であるかを知らせてくれるだけです。

清らかな考えを巡らしている人が、悪い道に走り、苦悩する、などということは決して起こりません。

同様に、身勝手な願望を抱いている人が、それを実現して真の幸せを感じる、などということも絶対に起こりません。

人は、自分が望んでいるものではなく、自分と同じ種類のものを引寄せます。

私たちが受け取ることのできるものは、私たちが欲しがるものではなく、私たちが受け取るにふさわしいものなのです。

多くの人たちが、自分の環境を必死になって改善しようとしています。

でも彼らは、自分自身を改善しようとする気は、あまりないようです。

そしてそのために、いつになっても環境を変えることができないでいるのです。

私たちが誕生とともに手にする環境も、私たちが受け取るにふさわしいものです。

生命が永遠であることを信じていない人には、理解しがたいことかもしれませんが、私たちは、自分が過去生、つまり前の生涯の中で、考え、行なったことにふさわしい内容の環境の中に、生まれてくるのです。