今日という日の朝に
空の闇が日の光に
心静かに
明け渡されるころ
セミたちは
その羽を命いっぱいに
震わせ鳴きはじめる
どうか
私のうちにある
無知をゆるしてほしい
個人の心の平和なくして
人と人
ましてや
国と国との
平和はおとずれない
願わくば
人の叡知が
生み出すテクノロジーが
自然と人との調和を
乱すものとして使われるのではなく
自然と人との調和を
助けるものとして使われますよう
水は言わば
私の肉体を流れる血液のよう
その水が汚されれば
健やかさを失う
その水をおもうなら
私が普段使うもの
石鹸からシャンプー&リンス
洗濯の洗剤に至る
生活のあらゆるものも
もう一度
その繋がりを
よく見なくてはならない
私のささいな選択の一つ一つが
また
ちゃんと私に戻ってくるからだ
まだまだ知らないこと
たくさん
願わくば
無知という暗闇が
ゆるし(光)によって
明け染めるよう