ビートに乗り始めて、半年の間、色々なトコロを走り回りました。
自分のイメージするミッドシップ車は、初めての愛車となった、FIAT x1/9のフルチューン車。
小指1本分触れる様にステア入れるだけで、ノーズが『ツッ!』と向きを変える、ヨーレートの立ち上がりに長けたマシンでした。
ハイカム+ウェーバーツイン+タコ足+アンサーマフラーと4拍子キッチリと揃えたチューニングされたマシンでした。
ホームコースのダム湖周回を36年前に走り始めた際も、手の平に収まるサイズ感,行きたい方向へ顏を向ければ(ステア入れると)ナチュラルドリフトしながら旋回していき、パワー(80馬力ちょい?)も使い切り感があり、高揚させられる吸気音と排気音の絶妙なコラボ。
正に、これが ”意のままに” って感じなのかと走る度に心に刺さる思いがありました。
2年間の所有期間のうち、4カ月ぐらいは修理工場でチョコチョコとトラブル対応してもらいましたが、フロントタイヤの交換頻度が3ヵ月または、3000km(当然左右組替え前提)と5セットくらい消費しました。
たしか、1986か7年に大手石油会社が一斉に有鉛ハイオクの生産と供給をストップしてしまい、『飯』を喰らわすことが出来ない状況となり、後ろ髪ひかれつつ、お別れいたしました。
その後2台の軽自動車(ダイハツリーザZ(ターボ),初代ワゴンR)を経て、仕事とのテンパリ状態からの逃げ口として、ビートを購入。
入手の個体は、その後いろいろなビートに試乗しても感じることが無い、スムーズに回る、当時言われていた200台に1台の当たりエンジン(実は、クランクの軸心がきっちり出ているのかなと思っている)らしいモノでした。
もともと、前オーナーがいろいろといじっていた痕跡があったものの、純正然と見た目に戻された個体だったようです。
ミットシップの挙動として刷り込まれた、X1/9の動きに近付けられないかと、半年後にバケットシート導入し、腰で評価できるコクピットを固め、脚の交換,リアスタビの導入,ボデー補強バーの追加と、少しづつ、『いのままに!』を目指してチマチマと精進してきました。
ワンオフの排気系を職人さんに作製いただき、吸気もオープンタイプにエアクリ導入と、高揚してゆくしかないドライビングプレジャーを感じる仕様になっていきました。
子供が3人となった時、ホームコースで潰れて死なないためのロールケージの導入で、その後追加していくこととなった、プロサービス製の補強バーを基本一つづつ、効果を確認していくことが出来、安心の箱となったコクピットで、加齢にともなう、反応速度の遅れを脚を柔らかくして対応したりと、まだまだ楽しめる要素は一杯あります。
空力パーツのワンオフ開発もしてありますが、脚のセッティングがまだまだ完全に仕切っていないのではないか?との疑念から、導入末で倉庫の肥やしになっているモノも数知れず。
雨の高速でハイドロプレーニングの単独スピンでボデーカラーを全塗装した辺りが一番楽しかったし、その3年後、プロサービスの大将とボデー補強の具体的実現に意見させてもらったりと楽しませてもらいました。
2010年辺りにマフラーの理想を求める同志に出会うこともありましたが、自分が気に病んでいる状態のため、うまく言葉で伝えられないことも多かったけど、最後のほうで、吸気のギミックを開発されている姿には日々刺激を貰っています。
今年のメンテナンスは、足廻り アッパーマウントを新品交換して、車高の下がり過ぎと乗り心地の是正を予定しており、2016年夏以降繰り出していないホームコースのダム湖を走ることを楽しみにしています。
全ては『意のままに!』ドライビングを目指して。
