こどものころから

お部屋に対する思いは 強くて


小学3年生で

個室を与えてもらいました 


四畳半の 和室に

机、洋服タンス、ベッド

カラーBOX


最初は そんな感じ 。。



子供用の 学習デスクが

イヤでイヤで


母が 自分用に購入した

事務用デスクと 変えてもらい


ベッドも 二段ベッドから

ワイヤー製の ベッドへ。


小学生だから

なんの知識もなく

権力も自由もなく


好きなファブリックなんて

選べなくて

(まず、選ぶという 頭がありませんでした)


与えられたものを コーディネートする


家にあるものを使って

自分で工夫する


そんなことは あたりまえでした。


夜に 模様替えを始めて、

気づいたら3時だった!

なんてことも。



中学生くらいになると

自分の好きなイメージを

形にすることが

だんだんと できるようになってきました。


狭い部屋を いかに 広く見えるようにするか

使い勝手を良くするには どうしたらいいか

古い和室を 美しく見せるには?


まず やったことは

春休みに 天井を 塗ったこと !


やさしい雰囲気が好きだったので

クリーム色を選んだのですが

これが 大失敗 ⭐︎


それでも、茶色の天井が

明るくなって


明るいと 広く見えるので

すごく嬉しかったんですよね (^^)



クリーム色

今思えば 全然 失敗じゃなかった 


古い和室に クリーム色は

馴染みがよくて 落ち着けます。



ただ、広く見せるには

少し あたたかみのある

ミルキーホワイトのほうが

良いですね



ミルキーな白は、今も

大好きな色 



カウンターの 脚の色は

ミルキーホワイト



この 小テーブルも

ミルキーホワイト。


ダークなカラーの似合う

この空間で

少し 外した感 ?


この空間は 三部構成。



ここは みんなで過ごす 空間



ここは 小学生まで



ここは 思春期のころ。


そして 一番奥は
大人になり 子どもの頃を
懐かしむ 空間。


子どもの頃からの
トライ&エラーで 得た 経験を
駆使して

いかに 無駄なく 効率よく 
満足のいく美しさに できるか

その結果、選んだのが
外壁用の 焼杉材とリアル人工芝

外と 中の 融合。


天井は 軽くて 塗らなくていいものを

選びたかった


床は 板の方が素敵だけれど

フローリング材に

満足いくものがなく


カーペットだと 高すぎて

独特の雰囲気も 作れない


時間も労力も 最小限で

実現できたのが この 空間です



わたしの 叡智が 詰まった場所 


わたしの 想いが こもった場所



感受性の 強い方は

ここに来ると

涙が出るそうです。


努力を 想像して

感動して

泣いてるのかもしれないけれど


それも あるけれど



アート作品などが持つ

圧倒的なエネルギーに 

涙するのと

同じ作用だと 思います



理想的な インテリアを

自分で 形にするために

必要なことは


失敗を恐れず

トライ&エラーを 繰り返す

勇気を持つこと


自信がないのなら

得意な人に お願いすること



メーカーに 相談すると

そこで 扱っているものを

使うことになるので


理想から かけ離れることも。


なんかちがう・・・

全然 ちがう・・・

そうじゃない


でも、選べる材料が

限られていたり

トータルでコーデネートすると

こっちの色がいい などと提案され、

イヤだと言えなければ

その人の価値観で 作られてしまう


結果、綺麗だけど つまらない

インテリア。


わたしは『つまらない』ことが

いちばん イヤなのかも。


毎日 イヤだイヤだと

思いながら 暮らすなんて

地獄に等しい ★


気にしない人にとっては

わからない

そんな 苦渋だって

わたしは こうしたい!

に 気づくための ギフト。


整形級の 変化だって

実現可能 !


とにかく 狭いところが

イヤで

このおうちを 購入しました。


イヤなところを

好きに 変えていく作業は

ボディメンテナンスにも 

似ています


あるものを 工夫しながら

おもしろいインテリアを

作っていく作業は

とっても 楽しいです ♪


買ってきて 置くだけ

それも もちろんいいけれど


インテリアは 

増やせば 増やすほど

混沌としてきますからね 


好きなものに囲まれた

理想のインテリアで暮らすためには


自分の好きを選んで

時間をかけて 楽しむこと

ではないでしょうか ?