愛は、〈今ここ〉にある。  
愛なくして、何も存在することができない。  
全ては愛だから。  
誰かを愛する、ことはない。 
もう愛だから。 
もう愛しているのだから。

 





あなたが愛そのものなら、  
あの人もこの人もまた愛なのである。 

愛する、必要さえない。  
わざわざ愛することなく、あなたは愛している。


だから、全てを手放して、
ただ〈在る〉でいてごらん。


あなたは満たされる。  
完全に満たされる。  
ただただ〈それ〉に明け渡すがいい。


また、明け渡すことによって、
それが起こるから。  
期待せずに、ただ安らぐのだ。



〈在る〉 それが真のあなた。


私とは聖心(ハート)であり、愛であり、
至福であり〈真我〉であると知ることになる。



聖心に帰りなさい。  
そこが我が家なのだから。






—『“それ”は在る』ヘルメス・J・シャンブ著

悟り。