飼い主とペットが密に一対一だと特に、感情のバランスを保つのはとても困難かも・・・。
もちろん、感情を出すのは悪いことでも恥ずかしいことでもありません。。。
--
もう6年前のいまごろの時期でした。
こんなに痩せ衰えて、トイレに行くのが間に合わなくなっても、流れる水を飲みたい。
さらに、歩けなくなり、水も飲めなくなり・・どんどん命が失われていくのを見ながら、どうすればいいのかわかりませんでした。
たった2週間の介護でしたが、1日1日を、胸が破れる思いで過ごしていました。
--
ペットロスから戻ってくることや、新しく「ちー」を迎えたことは、長女「たあ」を忘れてしまったわけではありません。
その時したことやしなかったこと、あとで知った、無知ゆえの養生や判断ミスや間違いに強烈な後悔があったとしても、得た経験や教訓を、次女「ちー」にその知恵をつかっていくことができます。
のちに、たあとちー、両方のアニマルコミュニケーションをしてもらって、そのアニマルコミュニケーターさんの言葉に、おおいに慰められたのでした。
メール画面の前で、まさに滂沱の涙でした。
よく泣いたなぁ、あのころ。

おっと。
本を紹介するつもりが、思い出にふけってしまいました

「ペットロスの心理学」
第二章の「心の奥をみつめてみると」の項目
・気晴らしや満足感をもたらす「怒り」
・「罪悪感」は立ち直りを妨げかねない
・現実逃避を意味する「否認」
・「抑うつ」は活気を奪い、悪循環を招く
私は、この2章が読みどころで、感情の解放については、付箋いっぱい貼り付けてました。
そのあとの章では、
「悲しみを克服して、歩みだすために」
「家族全員で痛みを分かち合う」
「新しいペットをむかえるとき」
「安楽死」「埋葬」「手放さざるを得ないとき」
「ペットを失った人を励ますには」
と、つづきます。
ふわふわしたことや優しいことは書いてありません。
お仕事でペットロスに関係ある方には、オススメです。
亡くなった子と、何度も同じ質問でアニマルコミュニケーションしてほしがる方もいらっしゃいます。
「何度もやるものではありませんよ」と、言うときもありました。
現実から目をそらし続けるものであったなら、その人は社会から、かい離しつづけてしまう。
アニマルコミュニケーションを気軽に依頼できるようになったけれど、いろいろと気になることもでてくるなあ、と思っています。