不合格になった子には、今後についてどうするか、すぐに学校から連絡が入ると聞いていました。
そのとおり、学校から電話が入って不合格だったんだということが現実のものと知らされて、しばらくすると学校から担任の先生が見えました。電話は、進路指導の先生と、担任の先生と二度ありましたし、懇談のときも進路指導の先生が同席していたので、二人で見えるのかと思っていましたが、担任の先生だけでした。
先生から今後どうするかと聞かれて、まだついさっき、結果がわかったばかりなのに、そんなにすぐに決められないと思いました。甘いと言われてしまいますが、不合格になったときのことはあまり考えていませんでした。
先生から「二次募集」のことを言われて、ハッと、その道もあるのかとその時はじめて思いました。「もう私立高校に行かなければいけないんだ・・」と落ち込んでいましたので。しかし、二次募集で受験するかどうか、もう今決めないと間に合わないのですね。だからすぐに学校から連絡が入るのですね。これは大変ですね。初めて思い知りました。不合格だった場合は、二次募集で受験するのかどうか、これは考えておかないといけなかったです。うちの場合は欠員の出た学校は一応はチェックしていましたが、不合格だった場合に実際に受験するか、できそうな学校はあるか、そこまでは考えていませんでした。
二次募集となると、定員割れだったということですから、失礼ですが不人気の高校あるいは学科ということですし、学力的に合わなかったりすることが多いと思いますが、今年度は子どもが受験したところよりかは学力的に下がりますが、受験してもさほど違和感のない学校に二次募集があり、先生からはどうかと言ってくださいましたが、この場で受験するとの決断はできず、結局二次募集は受験しないことになりました。
これは難しいですね。私はそのときのわが子に対して、「二次も頑張って受けてみたら」とは言えませんでした。
その時の息子の状態では、とても切り替えてすぐにまたもう一度受験というモチベーションはなかったですし、仮にまた二次募集でも不合格になってしまったら、この子の心は壊れてしまって立ち直れなくなると思いました。そこまで酷なことは、させたくないと思いました。
でも、考えておいたほうがいいとは言っても、どこで欠員が出るかはわからないし、はじめから「二次募集もあるから・・」と思う心があるとそこが逃げ道になってしまうかもというおそれがありました。
そういう意味でも、受験というものの厳しい現実があると実感させられたのでした。
(追記)
二次募集のあったのは、普通科だと息子が受験した高校より偏差値的的には2ランクぐらい下の高校で、普通科ではなく理数科でした。理数科だともう1ランク下がるのですが、当時、二次募集が出るつまり定員で埋まらないなどよっぽどない高校で、聞いた時はびっくりしました。
それまで、こちらの県では公立高校で定員割れなどなかったのです。ちょうど息子が受験した年が変わり目で、翌年から、定員割れが増え始め、特に偏差値下位の高校は二次募集をしても埋まらないのが当たり前になっていきました。上位の公立は、不合格なら併願の私立へ行けばいいとイケイケで受験するので超高倍率、下位の公立は、そこへ行くくらいなら初めから私立志望になって定員割れにという流れになっていきました。無償化の影響でしょう。
無償化といえば聞こえは良いですが、税負担化と言うことです。そんなことせずに税金を減らして、公立高校にお金をかけた方がいいと思います。息子の受験した年はその転換前の最後の年で、倍率も少なかったのにもかかわらず、息子は落ちてしまったのでした。


