不合格となった当日の先生との話し合いで、間違いなく不合格なんだという現実と実感を突きつけられたすぐ翌日には、滑り止めの私立高校の入学説明会に行かなければなりません。
「翌日なんてキツイなあ・・」と思いながら、それでも朝はやってきて、下の子を学校に送り出してすぐに出かけると、集合時間にギリギリでした。
受付で受付番号の記された書類を渡されて、息子たちは教室へ、保護者はホールに入ります。結構な人数です。と言っても、私の書類に付された受付番号は90番代、番号順に詰めて座ってくださいと言われて、その後10人いるかいないかだったので、出席者は全部で100人弱だったと思います。
配られた案内の文書の中では200番弱まで書いてあったので、今年の公立高校不合格からの入学希望者は、高校側の想定より少なかったのかも知れません。
会場はなんとも言えない雰囲気で、皆さん、同じように前日残念だった方だと思うと、またなんとも言えない気持ちになりました。 斜め前のお母さんはずっとうつむいているし、左の席の一つ向こうのお父さんは、ときどき急に鼻をすすりだすので、泣いているかな…と思いました。私もその頃は思い出しては何度も泣いていました。逆に右隣のお母さんは、知り合いの人がいたらしく(打ち合わせて一緒に来たのか、ここで出会ったのか)ずっとしゃべっていました。残念だった保護者同士、会話して気を紛らわしているのか、思いがけずここで出会ってしまって無口になってしまうと気まずいのか、とにかくすごい勢いで話していました。
私も知っている人に会ったら気まずいな・・と思ったのですが、会ってしまいました。しかし、変なもので、「ああ自分だけじゃないんだな」という変な安心感を感じたのも事実です。
会釈をして、話しかけられたくないかなと気を遣って、こちらからは話しかけずにいたのですが、相手の方から話しかけてくださいました。その方はサバサバしていらっしゃって、そこまで落ち込んでいらっしゃる様子もなかったので、私も安心しました。(結局その子は息子が勧められたのとはまた別の高校の二次募集を受けて受かったらしく、こちらの高校には入学しませんでした)
そんな独特の雰囲気の中、説明会は始まり、ときに上の空になりながらも長い説明は終わって、別会場で教科書、制服類を購入して、日程は終わりました。
「翌日なんて辛いよな・・」と思っていたけれど、こうしてすぐにやってもらったほうが、嫌でも早く気持ちも切り替えるほうに持っていけるので、むしろこれでよかったなと思います。

