卒業生は卒業後、在校生の終業式の日に、任式だけ出席して先生とお別れをする慣例があると思います。終業式の日ですから、公立高校の合格発表が終わってすぐの頃です。
この離任式に出席するかどうか、迷ったんですが、結局、欠席しました。というか、欠席させました。本人は最初は気丈にも行く・・とも言っていたのですが、やっぱり、心配だったので…。
私自身、合格発表の後から、保護者同士で顔を合わせる機会もあって、その際に、まあ、人によっていろいろ、結果を聞かれること自体は構わないのですが、中にはデリカシーのない人もいたりするわけで、そのやり取りでその場では平気でも、あとからじわじわメンタルにくることもありますね、悪気がなくても人を傷つけるということはあるわけです。(私自身も大いに気をつけようと思った次第です)。
子ども同士、「受かった?」「どこ行くの?」そんな会話があるのかないのか知りませんが、志望校に受かってキャピキャピの集団に、なぜ不合格を自ら発表しなければならないんでしょう。他のみんなに気を遣わせてしまうのも辛いことです。なので、息子と話し合って、欠席することにしました。
それで、学校には、離任式が終わる頃合いに、私が配布物をもらいに行きました。(卒業式の記念写真とか、置き忘れた荷物とかを取りに来てくださいと言われていた)。先生には、出席できなかったことをお詫びすると、先生も察してくださっていて、様子を聞いてくれたりしました。「あんな結果なので元気ハツラツとはいきませんが、悔しさもあるのか高校から出された春休みの課題をバリバリと頑張ってやっています」とお伝えしました。
そのときに、やはり、聞こえて来たのは、久しぶりに会った先生や仲間と「キャー、おめでとう」と言って喜び合っている歓声でした。それは素直に微笑ましく、「良かったね、みんなも頑張ってね」と心の中でエールを送りながら、その場を後にしたのでした。
追記:今振り返って、この時欠席させたという判断は間違っていなかったと思います。息子は普段あまり感情を見せないのでポーカーフェイスに見えますが、それは傷ついていないということではなく、見せないだけで、本当は深く深く傷ついていたのでした。
いろんな洗剤を試しましたが、やっぱり一番はこれです。
