合格発表のあの日、不合格とわかった瞬間あの掲示板の前で、「行こう」と言ったきり、私は息子になにも言葉をかけませんでした。何も言われたくないだろうと思ったからです。
慰め、励まし・・今このときに、何の益もないと思いました。 気休めの言葉も虚しいだけです。他人にとってはたいしたことがないように見えても、それに向かって今まで必死にがんばってきたのです。
仕事でしばらく家を空けている夫には、メールで伝えました。 慰めも励ましも要らないから、そっとしておいてあげてね、と添えました。私自身が、そういうことは聞きたくなかったからということもあります。両家の祖父母にも、同様に伝えました。
息子も何も言いませんでした。無言でした。本当に何も言いませんでした。言い訳じみたことや、負け惜しみとか、あえておちゃらけてみるとか、気にしていないそぶりで強がりを言うとか、全くありませんでした。 今考えると、やっぱりショックは大きかったのでしょうね。
10年以上飲んでいますが、年齢のわりに目尻のシワがないのはこれのおかげかなと思います(※個人の感想です)


