塾の先生のブログやツイッターなどを見ていると、忙し過ぎる高校生を心配していらっしゃる方が少なくありません。「文武両道」を理想として、部活との両立を応援するためにサポートしてくださる塾の先生ならではの、高校生への温かいまなざしです。 夏休みは部活と文化祭や体育祭の準備で、物理的にも肉体的にもなかなか勉強の時間を取ることができなかったり。今の高校生って本当にハードなんですね。
同じく高校生をもつ身でありながら、息子はすこし様子が違います。 息子の高校の国公立大学志望コースは、「部活なんかやってないで勉強しなさい」というありがた〜い(恐怖の)システムになっておりました。表向きは、「1年生は何らかの部活に入ること」となっているので、何かの部活に入らなくてはいけないと聞いていましたが、いざ入学してみると息子のコースは半強制的に「勉強部(※)」に入る流れになっており、部活に入らなくてもよい(入らないで勉強してね)ということになっていたのです。もちろん、やりたいという子は他の部活に入ることもできますが、他のみんなが勉強部として勉強している時間に抜けて部活に行くことになるので、気まずかったりするようです。そのため、部活と両立したい生徒は国公立コースに入れる学力があっても、敢えて別のコースに入るという選択をする場合もあるそうです。逆に、勉強部は、国公立コースの生徒でなくても希望すれば入れるので、国公立志望コースに入れなかったけれども勉強のやる気の溢れる子が希望して入ってくることもあるそうです。
勉強部は、週に2日か3日、8時限目と、隔週にある土曜日授業の日の午後を使って、問題演習をやるそうです。朝は授業前から朝学習といってプリントをやらされるし、本当に毎日朝早くから夕方遅くまで、先生方もご苦労様です。有り難い限りです。
学校祭は息子のクラスは合唱を披露した程度ですでに終わっており、体育祭の練習もないので、夏休みは補習セミナー以外は何もなく、息子のコースは勉強に打ち込みたいのならいい環境のようです。 そんな勉強中心の高校生活なんてつまんないと言う方はもちろんあるでしょう。私も、文武両道のキラキラした眩しい高校生たちを尊敬と応援の眼差し見つめています。
息子自身は、運動は大の苦手ですし、部活も勉強もという器用なタイプではないので、部活に入らずに済んだことはラッキーと喜んでいます。勉強にも、悩み、葛藤し、ライバルとの競争、涙も、苦しみを乗り越えた喜びもあるのです。そんな、勉強に懸ける青春も悪くないと息子を見ていて思います。 (※身バレを防ぐため、正式な名称はこれとは異なります)

