懐かしい紙が出てきました。娘が中学生の時に私が作った問題です。

娘が中学生の時に、わからないと言って問題をもってきたのです。

｢横40cm、縦50cm、高さ？の直方体があります。1分で1Lの水が出る蛇口から水を入れました。5cmまで水がたまるのに何分かかりますか｣

順を追って考えればわかる問題ですが、なぜわからない？どこで躓いてる？

それを調べるべく、私は下のように問題を作って娘に解かせてみました。

順番に解いていった娘は、無事最後までいって、解けたのでした。(最後の問題が同じ問題になるように作ってあります)

一発で数を当てはめれば解けるような公式みたいなものがあると思ったのでしょうかね？それも作ろうと思えば作れますが、かえって面倒です。

基本の組み合わせで解くのが数学の問題で、どんな難しい問題でもそれは同じです。ただ、難しい問題ほど、その組み合わせが複雑に多くなっていくので、どうやったら解けるのか、何をどう使うのか、その場で粘り強く考える力が必要になってきます。

ところでこれ、大きな箱ですよね。魚釣りに持っていくような大きなクーラーボックスだとこのくらいの大きさのものがあったりするでしょうか。そういう風に実際の姿をざっくりイメージ出来ると、突拍子もない答えが出てきた時に間違いに気付くこともできますね。

↑やっと出ましたね。さっそく注文しました。数研出版の教科書は、新編数学C、高等学校数学Cというのもあるので、間違えないようにしてくださいね！

娘がわからないと言った問題