娘は公立高校から通信制高校に転学したのですが、前の公立高校のことをものすごく嫌っています。

 

いつからかははっきりしないのですが、入学後いつからか、はっきりと嫌っていることが伝わってきました。理由は、後から知ったことと、多分、未だに私にも話していないことがあるだろうと思います。

 

ですので、せっかく地区のトップ校だったのに、その利点をほとんど利用することができませんでした。一人一席の数が確保されている自習室も、土日の講座も、OBとの交流も、先生の個別添削も、テスト前の質問対応も、「絶対行きたくない」と、授業に出てサッサと帰宅する日々。先に書いたような任意で参加できる受験の為になるようなものは、一つも行きませんでした。要するに、「一分一秒でも学校に長く居たくない」、そんな感じでした。

 

苦労して入ったのに、進学校の利点を享受しようとしないので私から見たら、これじゃあ何の為に入ったの?と思うこともしばしばで、

 

じゃあ、高校選びに失敗したのか?と問われれば、そうとも言い切れないです。結局、成績ランク順に、この地区では普通科なら公立高校のA高校、B高校、C高校、D高校、ときれいにランク分けされていて、娘の成績ならA高校でしょうとなるのが自然でした。今思い返しても、「こんなことならB高校やC高校にしておけばよかった」とはならないです。

 

だから、娘が前の高校を選んで進学したことも、そこを離れて転学する決断をしたことも、その時々の最善を選んだことなので間違いではなかったと思います。そして今は、通信制高校とはいえ、授業に課外活動に大学受験コミュニティ、自分の受験勉強と、忙しそうな日々を送っています。

 

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