2023年最初の月イチ美術部は!
岡本太郎展
に行ってきたよー!
入場料 1800円(前売り1600円)
音声ガイド 貸し出し600円
アプリ730or800円
音声ガイドは阿部サダヲさん!それだけで面白そうな気がしてきちゃう。
入口にあったこれ、めっちゃ可愛くない?
お手手が可愛い😍
岡本太郎は、「幸福」という言葉が大嫌いだった。幸福とは「自分に辛いことや心配なことが何もなくて、ぬくぬくと、安全な状態を言うんだ。」「自分は幸福だなんて、ヤニさがってるのはとても卑しいことなんだ」と言う。
「幸福」の代わりに「危険なこと、辛いこと、つまり死と対面し対決する時、人間は燃え上がる。それは生きがいであり、その時起こるのが幸せでなくて『歓喜』なんだ」ってさ。
命に向き合った時に湧き上がる感情が歓喜なんだってことかな。展覧会行く前に『自分の中に毒を持て』を読んでたので、「お、歓喜」と思ったのだが。「出る杭になれ」と書いてたからツンツンしてるのは出る杭なのかなぁ。
今回の展覧会は、岡本太郎がパリ時代に描いたと思われる作品3点が展示されてる。
岡本太郎と交友があったとされるジョアン・ミロやマックス・エルンストが住んでた(?)『シテ・デ・フュザン』のゴミ捨て場にあった一枚の絵をデザイナーが発見したんだって。元々それを持ってた画家が死んだ時に他の2枚が発見されて、そこに岡本太郎って名前が書いてあって、絵の具の成分が最初ゴミ捨て場にあったやつと一緒だから3枚とも岡本太郎の絵の可能性が高いんだそう。
岡本太郎の作品っぽくないけど、その後の作品と関連性があるのと、交友のあった人たちが住んでたところから出てきたからってのもあるみたい。
ボクには…ミロの絵にも似てる気がするのだが…気のせい??
ミロの影響も受けた岡本太郎の作品なの?岡本太郎とミロで一緒になんかしてたのかも?
なんて。想像するのも楽しい。
岡本太郎の主張する『対極主義』好きだなぁ。
対立するものを共存させるってやつ。
価値観の違いが、集まるのを楽しんでるみたいで。
『自分の中に毒を持て』を読んでても思ったんだけど、岡本太郎の作品って…
激しいし主張は強いけど、愛らしい、よね。
本にも造形物にも出てるってことはやっぱり、可愛い人だったんだろうなあ、タローちゃん。
『ノン』これも可愛い〜
岡本太郎は無難である事を否定する。
でもそれはむしろ、『あなたはあなたらしくいればいい』って言われてるみたいで、嬉しい。
実は!
場所が同じ所だったもんで、
同じ日に日展も行ってるんだ!
違う記事にするー。