2022年は36冊本を読めました╰(*´︶`*)╯♡



多くはないけど…

早く読むより深く読むことを重要性してるので、3冊/月を目標としています。



チリツモだし。



その36冊の中でボクが好きなヤツBest5を勝手に発表していきます!



樺沢紫苑先生式の1位から!


(↑樺沢紫苑先生の最新本)



1位 正欲 朝井リョウ


『多様性についてのお話』と、紹介される事の多い本。ただ、ボクには…『「典型的」でない人たちが「典型例」を元に構築された社会でモヤモヤを抱えながら生きてる』話という面では、よくある話のようにも見える。

同じようにモヤモヤを抱えてる人や、作中にでてくる「多様性とは(中略)自分の想像力の限界を突きつけられる言葉のはずだ」みたいに、『自分の想像力の限界』を壊されたい人が読むのかも。(ボクはどっちも。)

佐々木夫婦は、どこの誰よりもちゃんと夫婦とし繋がってる様に見えるの、ボクだけかな…?この世のどれだけ、『人と人として』ではなく、ただの性欲でしか繋がってない夫婦がいるだろう?

この本で言う「まとも側」の人たちって、長山靖生『人間嫌いの言い分』で言う「つるみ系」みたい。

夏月や佳道の考え方は人間嫌いに近い。「他人のワガママを許すので、自分のワガママも許して欲しい。放っておいて欲しい。」

「つながり」の本でもあるんだけど、その「つながり」も、必ずしもポジティブな面だけでないところが描かれてるの良き。




2位 愛するということ エーリッヒ・フロム

孤立感孤独感から抜け出したいという強い欲求を満たすためには、人間同士の一体化、つまり愛が必要で、愛とは自分の全体性と個性を保ったままでの結合のこと。
愛という(能動的な)活動には、与えること・配慮・責任・尊敬・知ること、が必要。
とのこと。


誰もが、『中心と中心の関係』になりたがってるのに(愛し合いたがってるのに)、そのための努力をせずに自分のことばかり考えてるように見えて…
それって、『愛するということ』は技術が必要で、とっても難しいことなんだなぁと思って。
納得。
古い本やけど(図書館の除籍本だった!)
『愛するということ』っていつの時代の人間も欲していて、うまくできないことだから、きっとずーっと読み続けられるんだろうね。


3位 進化しすぎた脳 池谷裕二
結構前に出版された本だから、研究結果とかはまた違うところとかもあるのかなぁ?

脳科学研究の最先端の人が中高生と話をした時の記録なんだけど…
言葉があるから人間は抽象的なことを考えられる、とか、曖昧さがあるから応用が効く、ということが分かりやすく説明してあって楽しい。
進化のプロセスが進化しているって見方も面白い。
人は脳の解釈から逃れられない。
一見、ネガティヴに見えるけど、ある意味、考え方や捉え方次第でなんとでもなる!みたいな。ポジティブにも見える。


4位 人間嫌いのルール 中島義道
5月くらいに人間嫌い系の本を5冊くらい読んだんだけど、1番共感した本。(レビューはひどい🤣)
「他人への興味が無いのに他人から興味を期待されるのが苦痛」
「他人からの関心や好意的評価を期待したく無いし、他人にも自分からの関心や好意的評価を期待して欲しく無い」
ってところ。よくぞ言ってくれました。


5位 ひとりでいることみんなですること 松浦弥太郎
人と深く繋がるためには自分の意思をはっきりさせろーとか、人の役に立ちなさいとか、感動に金を払いなさいとか、プライドは成長を阻害するとか…


どっかで聞いたような話ばっかりなんだけどね!(Best5に選んだくせに、文句ばっかり!)


『人の役に立つことをしよう(give)』って、古くは「情けは人の為ならず」とか、最近だと、親切するとオキシトシンがーとか幸福度がーとか、言われるけど、この本では…

『自分一人の夢や自分自身の欲求など案外ちっぽけで、あっという間に満たされてしまいます。一方、人のために自分を役立てることや社会を豊かにしようという試みには、終わりがありません。なかなか完遂できないからこそ、やりがいがあります。』だって。

1番しっくりくる理由だったの。
「人のために動くって、楽しそう!」って思わせてくれたので、ランクインさせました。





ランクインしたのは人間関係の本が多かったかな?
読んだ本は人間関係以外にも、読書法の本とか、片付けの本とか、ノート術の本とかも多かったんだけど…
どんなに人間嫌いでも、人間である限り、一人では生きていけないのよねぇ(´ω`)


今年も楽しく本読むよー📚