第1128話 事故
得意先に昔極楽湯で仕事を教えてもらった女性の方がいた。かなりの偶然にびっくりした。
産休明けで向こうは名刺で俺の名前見て知っていたそうで。
驚いた。
そのあと街で信号待ちしていたら後ろから車が激突してきた。バンって爆発したかと思った
向こうが警察を呼び時間かかった
眠いので寝る。
第1127話 見合うた
マンションの正面入り口に、若い20代の夫婦がいる。
重い扉を『旦那さん』が開け、お腹の大きい『奥さん』の手を取り中にいれる。
それを横目で羨ましそうに見ていたのは『ぽっちゃりした女性』(29歳)だった。彼氏いない歴=年の数。
深いため息をつきながらタクシーを待つ。
その女性を車を運転しながら携帯で話している男が凝視していた。ぽっちゃり好きの男だ。見とれていた。
運転しながら携帯で話している男を反対側で見ていたのは『警察官』だった。
小さな違反も見逃さない、正義感の溢れた警察官だ。
そんな警察官を見ていたのは『小学生の男の子』だった。
将来の夢は警察官。違反した人を捕まえる所をジッと見つめていた。
そんな小学生の男の子をマンションの二階から見つめていたのは、先ほどの若い夫婦。
手を振り自分の子供に声をかけた。