無料配信曲解説『未完の美質』yu-suke | onelifecrewオフィシャルブログ「I HAVE A DREAM」by Ameba

無料配信曲解説『未完の美質』yu-suke



この曲は前メンバーのあっさんとえなが加入してから最初のデモになった曲です。

六年前とか??

ジャケットデザインは、onelifecrewTシャツとかも手がけてもらったenguのこーすけくん。

タイトルの通り、


未完成の美しさ、とゆうことについて歌ってます。


その頃俺は、元々やっていたラウドな音楽とか勢いメインの音楽から抜け出したくて、
めっちゃ色んな音楽聞いたり、雑誌のインタビューを読み漁ったり、
とにかく音楽の表現的に次のレベルに行きたいって思ってた。

とにかくいい曲を作りたかった。

おれはもちろんライブも好きやけど、

モノを作るってゆうことが一番好きやから。


なんてゆーか、


音には一つ一つ意味があって、

言葉を超えたものがあるとおもうのね。

もちろん歌詞は言葉なんやけど、

1から10を言葉で説明するわけではないから。


言葉では伝えきれないものが、音では伝えれるとおもうのね。


だから俺は音楽を作ることをやめへん。

この胸の中のモヤモヤすら全部伝えたいし、伝わるって思ってる。


心の底から、音楽で想いは伝わるって思ってる。



この曲を書いた頃、自分が普段思っていることを人に話しても、あんまし理解してくれる人が少なかったりしてんけど、

雑誌を読んだら、第一線でやってるミュージシャン達も、同じようなことをゆっていた。



やっぱそうやんなって、思った!

振り切れてるとゆうか、考えることをやめてなくて、答えはないんやけど、常に考えてる。

普通はこれはこう、それはそれ、みたいに割り切って考えるもんなんやろうけど、
音楽を生み出す上でそんなんじゃむりむり。やっぱり。っておもった。

10年を超える歴のあるミュージシャンたち。尊敬する!


そんときインタビュー読んで印象に残ったり感銘を受けたのは、

DragonAsh 椎名林檎 aiko サザン ミスチル アジカン YUKIちゃん 宇多田ヒカル

とかかなぁ。

やっぱ、表現するってことは、突き抜けてないとあかんねやなって改めて思ったね!



んで、椎名林檎10周年EXPOってのも埼玉スーパーアリーナまで見に行ったりして。笑

ほんまに感動したなぁ。


そんでズバリ、未完の美質は、椎名林檎ちゃんから影響を受けて書いた曲です。


歓声をあげる人々の声に紛れないように僕は君の声を集めるよ

林檎ちゃんのライブを見ながら歌詞を思いつきました。


彼女はインタビューで、左右対称なモノに憧れる。綺麗な形に憧れる。ってゆってた。

だから、言葉遣いとか難しい日本語を使ってたり。


その他色んな記事を読み漁り、林檎ちゃんの世界観にひたりました。


まぁそんなことがきっかけで、俺の中で色々飛躍して考えたのね。




もし、好きな人が、今までの経験で何か辛い思いをしてたり

恋愛に関しても人生に関しても、


どうせうまくいかないって

思ってしまってたとしたら、


俺はなんとかしてその人を幸せにしたいと思うね。

残された微かな期待を救ってあげたいね。


満ちたりない心を満たしてあげたいね。


人間は完成することなんかくて、

ずっと未完成なままなんやからなぁ。

だからずっと完成に憧れるし、

その完成を願う気持ちがあるからこそ、頑張っていけるんやないかな。

完成することはないってわかってても、あなたの気持ちと同じになんかなれないと分かっていても、
それを追いかけて追いかけて、一ミリでも近付きたいって気持ちが大切なんやないかな。

完成されることのない僕のこの心でいつか君と同じ夜を映して見せるよ。


俺はこれから先も言葉だけでは伝えれない事も、音楽で、歌で、伝えていくよ。


椎名林檎『同じ夜』を聞いて今夜も飲みます。


未完の美質

君はすぐ この世界が当てに為らぬ事ばかりだと云うけれど
期待したいのも解ってる
愛されたいだけなのに 強がりの仕草

何万回も心臓に口付けて
環状線何週で君の待つ場所へ

歓声を上げる人々の声に紛れないように
僕は君の声を胸に集めるよ

満ちたりない心なら溢れさせてみたくなるものだよ
所詮 自然 有りの侭が美しいものだよと
知っているでしょ 貴方も

何万回も心臓に問い掛けて
何番目の信号? 君の待つ場所へ

完全に左右等しき物にはなれやしないのに
どうして僕は同じ夢をみたんだろう
不完全が故に愛しき物よ
守りたいのさ 僕は君の世界が成す全ての事象を

歓声を上げる人々の声に紛れないように僕は・・・

完成される事のない僕のこの心で
いつか君と同じ夜を映して見せるよ

未完の美質  君を讃えるよ