メッセージ 親友との別れ | ワンライフプロジェクトのブログ

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平成18年(2006年)に 福岡県筑後市で 『ワンライフプロジェクト』 という活動を立ち上げました。
『たったひとつの命だから』この一行の言葉にあなたは何とつなげますか?
 

高校2年生になった頃から親友が笑わなくなった

 

ずっと一緒にいたけれど、高校が別々になったので、会って話すことが簡単には出来なくなってしまった

 

頑張り屋さんで

頼れる友達で

明るくて

頭もよくて

ずっとずっと友達でいれると思ってた

 

親友と同じ高校に通う友達から突然電話が鳴った

珍しい

電話ってことは、急用なんだろうな、何かな?

そんな気持ちで電話に出ると

『あやが、あやが、・・・』

と、言いながら泣いている

 

『あやが死んじゃったよ』

 

そう聞いて、そのあとは記憶にない

 

何があったの?

何で私は気付かなかったの?

私、何も聞いてない

 

咄嗟にあやにラインをする

『今、どこ?』 『会いたい』 『返信待ってる』

どんなにどんなに送っても返事が来ない

 

目の前がぐるぐる回る

部屋の天井も回る

泣き叫んでも、のたうち回っても、何日も待っても

返事は来なかった

 

コロナの渦中に亡くなったあやに

最期のお別れをすることもできませんでした

 

しばらくして、あやの家に挨拶に行き

あやの写真に手を合わせてきました

 

あやとのラインを読み返す

私とのラインの中のあやは元気なのに・・・

こんなことになるなら、もっと一緒にいればよかった

こんなことになるなら、こんなことになるなら

 

あやのクラスメイトの子の話だと

部活の先輩や友達から、言葉で傷つけられていたという

 

一人で悩んでいたのだろうと

 

明るくて、優しい人が自殺をしてしまうなんて悲しすぎる

 

あやの自殺の理由を探しても、私には分からない

 

あやの『たったひとつの命』は、17年で区切られました

 

あやを、自殺に追い込んだ人がいるなら、今すぐ心を入れ替えてください。

人の命を奪うような行動をとった人を、許せない人が沢山いることを知ってください。

 

「あやの分まで笑って、楽しく生きてね」

と、あやのお母さんに言われたので私は生きます。

生きます。

『自分の命も、人の命も、大切にできる人間になる』

そう決めました。

 

愛のない人の言葉・人の視線に負けない私になります、たったひとつの命だから

 

高校2年生 匿名希望