なんのくったくもなく笑っていた幼い日々。
少しだけ人間関係がわかってきた10代。
初めて心から男性を愛した20代。
結婚をして、子育てに追われた30代。
仕事が楽しくて、社会で生きる自分を実感出来た40代。
そんな私が50代になり
生きる事に真剣に目を向けて
自分というものを改めて見つめてみたら
主人とこの先の未来はないなと
一人で家を離れた。
息子達とはいつでも連絡をとれる状況を作って。
何もかもゼロからのスタート。
必要な物だけを部屋にポツンと置き
ありのままの自分だけでの毎日。
人は一人では生きられないと、改めて思い知らされる。
家族で笑い合い、家族に助けられ、今まで生きてこれた。
主人にも両親にも息子達にも、感謝、感謝、感謝。
資格を活かして、私の本当の人生が始まる。
ここまで、私と生きてくれた主人とはサヨナラをして、私は女として生きる道を選んだ。
残りの時間は、叶えられなかった恋の続きに生きます。
たったひとつの命だから
こんな生き方をする女がいてもいいよね。
たったひとつの命だから
ラストまで自分に正直に。
たったひとつの命だから
私はゴールのない恋に生きます。