
伝えたいことがある
それは 話す=放すという事
何事も固執したら先に進めない
自分の病気を人に話せなかった私は、顔をあげて、心のままに過ごす時間なんてなかった
高校2年の冬
仲間のユキちゃんが
『優子、この頃、息が粗いよ、苦しそうだよ』
と、私に言ったことがある
仲間はみんな気付いてた
私が少し長く話すと、息遣いが粗くなると
バレてしまった
そう思った
話せばいいやん、ともう一人の私が言う
でも出来ない
あの頑固さは天下一品
死ぬと思ってたから、みんなを心配させちゃいけないと
踏ん張ってた
今思うと……何をあんなに頑張っていたのやら
頑張る自分に酔っていたのかも
翌年、二度の交通事故に遭い
私は、死なないぞと決める
病気なんて、誰が作ったんだ
私が自分で作っただけさ
治るさ
あれから34年…キャーーーまだ生きてる
この頃、心臓が悪かったことを信じてもらえなくなってきた
こんな日がくるなんてね
さて、何が言いたいのか
私、病気なんだよね…
こんな思いをして生きてきたんだよね
そう、話してみた
相手の反応が、軽かった‼
へぇ~そうなんだー
で、終わり

一人に話すと、二人目三人目と話せるようになっていく
みんな同じ
知らなかった~
で、終わり



私が、自分で自分を苦しめていたんだなと思った
そこから、私の心は軽くなる

ずーっと持ち続けたこと
誰にもあげなかったこと
秘密ってやつかな
手放してなんぼだった

子供たちに伝えたいこと
話してごらん
話してみて
あなたの心、軽くなるよ

そしたら、顔もあげられるよ
先に進めるよ
言ってごらんよ
誰かが助けてくれるよ
あなたが深刻にしているだけ
心を枠に閉じ込めて
さあ、解放だ~~~

もう、手放そう❗手放そう❗手放そう❗
自由な心で生きなきゃね
