メッセージ 『お父さん』のこと | ワンライフプロジェクトのブログ

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平成18年(2006年)に 福岡県筑後市で 『ワンライフプロジェクト』 という活動を立ち上げました。
『たったひとつの命だから』この一行の言葉にあなたは何とつなげますか?
 

先日 朗読会に参加した高校1年生です。


初めて聴きましたが とてもよかったです。

よかったという言葉だけで表現するのは失礼かもしれませんが 本当によかったです。


私は 父親が大嫌いです。

いつもお酒を飲んで 母や私のことをどう考えているのか疑問だらけだから。

どうしても好きになれません。


でも そんな父親でも死んでしまったら 私はどう思うだろうかと考えました。

今は 心の底から悲しむことはないとしても 果たして 自分が親になった時、どう思うだろうかと。

いなくなってみて 初めて好きになるのかなと思ってみたり。


いつから父を嫌いになったのか 正直なところ分かりません。

仕事をして家にお金を入れてくれている父を 本当は尊敬しなきゃいけないのに。


今日、家族って・・・という話を聴きながら あんな父親でも父親であることにかわりはないのだから、もっと私が話を聴いてあげたらいいのかなって そんな事を考えました。


もしかすると 父は寂しいのかもしれない。


父だって 私が産まれた時は喜んでくれたはず。

小さい頃はかわいがってくれたんだから、父だけが悪いんじゃないのかも。

そんな事を考えました。


昨日 父が帰ってきた後「おかえり」と言うと ちょっと固まっていました。

おかえりなんて もう何年も言ってなかったんです。

よく考えたら家族で挨拶をしないなんておかしい話ですよね。


自分が恥ずかしくなりました。 


母にも言いました。 挨拶くらい気持ちよくしようよって。

そんな事もできていない家庭なんてないよと。

家族の絆ってなんだろう。

そんな事を投げかけてくれた朗読会でした。


『たった一つの命だから 私を産んでくれた両親に感謝して生きていきたい』


        久留米の女子高生 あやっぴ