先日はご心配をおかけして
本当に申し訳ありませんでした(´;ω;`)
今は正気です!






あれから妹と
メッセージをやりとりしました。








『やえちゃん、あれから大丈夫?
まだ辛いと思うけど、無理はダメだよ!
それからさあ、あたしも色々思ったの。
おみくんきっと、
浮気でも風俗でもなくて職場の人に、
キャバクラ連れてかれたんじゃない?』

キャバクラか…!!
確かに抜けてた…!!

『でしょでしょ!?
実はね、葛西くんにも相談したの。
あ!
もちろんおみくんの事とは言ってないよ
あたしの友だちのテイになってるの
そしたらさ、
そりゃ絶対キャバだわ!
ってキッパリ言い切ってさあw』

おおう…!
そーなのか葛西くん…!
でもなんでキャバクラ?

『葛西くんが言うには、
もし浮気だったら電源を切るなんて
あまりにもバレバレな事しないし、
風俗も、今時の風俗は
店舗型なんてほとんど無いから、
デリバリースタイル。
雑居ビルの一角でひっそりやってる。
だからわざわざ電源落として、
居場所バレするのを防いだりしない。
でもキャバクラは違う。
キャバクラはマップに
バッチリ出てるんだって!
だからおみくんは
キャバクラに連れてかれたんだよー。』

すごいな葛西くん…!!
物知り博士だわ…!!
ありがとう…(´;ω;`)

『いやー!
でもなんで
そんな詳しいんだっつー話だよねw
今回は見逃すけど、
また風俗行ったら
マジで覚えとけよって言っといたw』

妹の昔の血が騒いでる…!

まあまあw
あたしに免じて許してあげて!
葛西くんのおかげで
あたしも納得できたよ!
ほんとありがとう!

『良かったよ♡
でもほんと、
もしおみくんがこれ以上
なんかしでかすなら、
痛い目見せなきゃダメだよね!
やえちゃん優しいからさ、
その時はあたしが
しっかり締め上げるから言ってよ!
絶対だからね!』

あははw
ひとえちゃんほんと頼もしすぎるよー
いつもありがとね!
またゆっくり会おうね!









なので、
きっとおみくんは
キャバクラに行ったんだと思います。
もうこれ以上考えない。
キャバクラならいいや!
1人で行ってるとも考えにくいし、
何よりそーいう行為もないしね!




なーんだキャバクラかあ!
あっはっは!






いや別に、
キャバクラ最高!
じゃんじゃん行って!
なんて思ってないけど、
最悪の事態を想定してしまった後だから
キャバクラなんか可愛いもんだ!
なんて思えてしまう!





思えば昔、
おみくんが就職したばかりの頃、
職場の先輩にキャバクラ奢ってもらって
その事をうっかり
あたしにゲロってしまい、
泣いて喚いた覚えがあるなあ…
その頃に比べて
自分もそこそこ強くなったかも!




ごめんなさい…うそです…
未だに全然弱っちいです…




でも、
今回はキャバクラならいーや!
って心から思えた!
サンキューキャッバ!













話が前後して申し訳ないのですが、
先日おみくんが、
帰宅してからの事を書きます








あの後あたしは寝たふりをして
おみくんの帰りを待った。
案外早く帰って来て、
24:00過ぎに鍵が開く音がした。




死ぬんじゃないかってくらい
心臓がばくばくと脈打つ。







しばらくカチャカチャと
時計を外したりベルトを外す音がして、
少しの沈黙のあと、
シャワーの音がした。






その音を聞いてすぐに
おみくんの財布とケータイを見る。









財布からは何も出てこず、
すぐに元どおりにしまっておく。








そしてケータイ。








一層早く脈打つ心臓。
まるで耳のそばに心臓があるみたいに
脈拍が大きく聞こえてくる。









圏外









おみくんのケータイは
圏外になっていた。









電源を落としたわけじゃないんだ…
よく分からないなあ…









電話の履歴も
メールの履歴も
怪しいものは特になくて、
検索エンジンの履歴だけ、
綺麗に消されていた。
例のセクシー女優の
作品を鑑賞したのかなあ…?









ケータイも元どおりに戻しておいて、
脱衣所へ。
妹の助言に従って
パンツをチェックすることに。


でも、
いつもと同じ、
少しくたびれたパンツ。
変わった様子もなく、
申し訳無さそうなパンツしかなかった。






ジャケットのポケットにも何なし。







全てのチェックを終えて
ちびおみの隣に潜った。







少し安心したような、
綺麗過ぎて不安なような、
変な気持ちになったけど、
ちびおみの寝息に誘われて
いつのまにか眠ってしまった。










飲み会の次の日、
おみくんが仕事から帰って来ると、
いつになく機嫌が良かった。
あたしもすごく嬉しかった。


きっと、
飲みに行ってうまくリフレッシュ
出来たんじゃないかな。
いつも以上に楽しそうに
ちびおみと遊んでくれた。


そして、
ちびおみの寝かし付けをした後、
2人で少し話す時間があった。


『やえちゃん、
今年のお正月休み、
何して過ごそうか?』
『やえちゃん、
年賀状のちびおみかわいいね!
上手に作ったね!』
『やえちゃん、
クリスマスケーキどこで買おうか?』


そんな風に話してくれた。



涙が出そうなほど嬉しかった。




おみくんが
笑顔で
あたしと
話してくれる






それだけで本当に嬉しかった







きっと大丈夫。
おみくんはやましい事なんかない。








おみくん、楽しいね。






思わず漏れた本音。







『…うん!楽しいね、やえちゃん。』








少し驚いた様だったけど、
そう言って笑ってくれた。








心が溶けるって表現がしっくりくる様な
そんな気持ちになった。








皆様、
ご心配をお掛けしましたが、
おみくん浮気疑惑は
勝手に白とさせて下さい。

また何か怪しいところが
出ないとも限りませんが、
今回は白ということで。

皆様本当にありがとうございました!
1人だったらとんでもないことに
なっていたと思います。
ですが、
ここに来てくださる皆様のお陰で、
冷静さを取り戻して
要らぬトラブルを産まずに済み、
本当に良かったです。

こんなすっとこどっこいですが、
これからもよろしくお願い致します!