すこし間が空いてしまいました…
おみくんのお手紙を読んだ夜、
お話しすることになりました。

まずは
カンジダに感染している事を知らず、
感情的に責めた事を謝り、
体調はどうなのか聞いてみた。
『こちらこそ言えずにごめんね。
体調は大丈夫だよ。
まだ少し違和感があるけど…
塗り薬で様子みてるんだ。』
そーなんだね…
念のため…聞きたいんだけど…
自己感染…?だよね…?
『あーやっぱり聞かれたか…
うん…自己感染…
どこからかもらってきた覚えはないよ
これ聞かれるの嫌だったのw』
ああ…なんかごめん…
でも、あまりにもレスだったからさ…
あたしとしては
思い当たる節しかなかったからさw
『はははwごめんねw』

あ、
思いの外ちゃんと話せる…
お互いちゃんと冷静だ…

『やえちゃん、
いろいろ嫌な思いさせてごめんなさい。
いつも僕逃げてばかりでごめん。
病気のことだって、
もっと早く言えれば
こんなことにならなかった
はずなのにさ…』
いやいや…
あたしこそ感情的になってごめんね。
それでさ?
病気が原因で
セックスしなくなったって解釈でいい?
あたしのことが嫌いだったり、
気持ち悪く感じるから
嫌になったって事はない…?
『それはないよ!
ただ…前にも話したけど…
今ほんとに性欲がないんだよね…
どうしてもセックスしたい!
みたいな気持ちがなくてさ…』
でも…セルフではしてるじゃない…
『あっ…うん…ごめん…』
それはいいの…
セックスとセルフじゃ
やっぱり違う良さがあるっていうし
けど…
あたしはセックスしたいんだ…
もう、
寂しくてつらいんだよね…
『ごめんね、ごめん。
ちゃんと出来るようにするからさ!
でも…
やえちゃんこんなしたがりじゃ
なかったよね…?
なんか最近急にそうなったよね…?』
ん…?
多分なんだけどさ…
ちびおみを妊娠する前は
好きな時に飲みに行けて、
大好きなスノボも毎年行って、
しょっちゅう夜遊びしたり、
うまいこと
ストレス溜まらないようにやれてたのが、
今は出来なくなっちゃって…
それで性欲に走ってるみたい…
ごめんね…
『あっ!
あれだよやえちゃん!
ちびおみは僕に任せて
たまには飲みに行っていいんだよ!
スノボだって今年から再開しなよ!
やえちゃんばっかり
我慢しなくていいんだからね!』

そーだった…
こーいう人だった…
とにかく優しいんだよね…
それがすごくつらいんだ…
あたしが言いたいのはそうじゃない
別にもう飲みに行きたくないし、
スノボだってちびおみと一緒に行きたい
ただ…
セックスしてほしい…
なんでそれが伝わらないんだろう…

あっ…あの…あのね…
それはすごく嬉しいよ!
まさかそんな事
言われると思わなかったから
びっくりしちゃったけど、
ほんとありがとう!
で…でも…その…
あたしは…
おみくんとセックスが…したい…
だめ…?
『だめじゃないよ!
僕、ちゃんと出来るようにするから!
んーじゃあ…
曜日決めてしようか?』





なんか…
ゴミ出しの日みたい





遠回しにそう言いたいのかなー
いやいや…
それは考えすぎ…?



おみくんがやりやすいようにして?
おみくんがそれが良いなら
あたしもそうしてほしいよ。
『じゃあそうしよう!
曜日はいつにするか、
ちょっと考えさせてね!』
うん。
お願いします。
『それからさ、
2人目のことなんだけどさ…』
あ…どうした?
『僕もちゃんと前向きに考えてるから』
え?ほんとに?
『うん。
やっぱり2人はいた方が良いよね。
けど…
今すぐとは言ってあげられない…
それはごめんね…
けどそんなに遠くない未来の話!
ちゃんと考えてるからね』
よかった…
ごめんね、あたしのわがままで…
『そんなことないよ!
2人の話だからね!』


少し進展したような気がしました。
あまり感情的にならず、
ちゃんと話し合えたかな?

話し合った後、
ぎゅーして欲しいです…
って両手を広げたら
嬉しそうに抱きしめてくれて
久しぶりに
ちゅーしてくれました・:*+.\(( °ω° ))/.:+



でもそのあと、
あたしの顔をまじまじ見つめて…
『わ!
やえちゃんて、
口少し曲がってる!』





なに急にー!?



えっ…?ええ…!?
『曲がってる曲がってる!
左側少し上がってるよ!?
大丈夫!?
大丈夫それwww
筋肉おかしいんじゃん!?www
あはははははは!!!』
ううー(´;ω;`)



なんかすごく辛くなって号泣…
ここまで泣かなかったのに…




みないでええええ…
『あっ…ごめんやえちゃん…』
ううー(´;ω;`)
(マスク装着)
『やえちゃん、マスク取りなよ』
いやっ…しばらく取らない…
『…ごめん』



あたしは泣きながらお布団へ
おみくんはバツの悪い顔でお布団へ



なんでそんなこと言ってきたんだろ…
確かにあたしの口は
左側の口角が少し高くなってる
けど…
そんなに笑われるなんて…
すごく惨めな気持ちになってしまった

あれからずっと、
おみくんの前ではマスクをしている。
今日で2日目。
別に落ち込んだ様子は見せない。
ちびおみがみてるからね。
それを見ておみくんも、
いつもと変わらずにいる。
あれから謝ってはくれない。

せっかく話し合って、
凝り固まった心が
少し解けた気がしたのになあ…

さっきも
何か言いたそうにしてたけど、
結局なにも言ってくれず、
そのままおみくん寝室に。
あたしはついいらいらしちゃって
ケータイを床に
思い切り投げつけてしまった。
ほんとはこんなことしちゃいけない
普段はこんなことしないのに。
けど限界だったから…
保護ガラスに薄くヒビが入った。



あーあ。
なーんかうまくいかないなあ。
おやすみ世界_(:3 」∠)_