梅雨らしい天気が続いていますね。
朝晩は肌寒いくらいです。
『半夏生』(はんげしょうず)は、中国から伝わった暦「七十二候」の一つでもありますが、日本独自の暦「雑節」の一つでもあります。
「どういうこと?」
実は、雑節の半夏生は七十二候の半夏生をもとに作られたものなんですね。
農作業を行う上で重要な意味を持つ(雑節の)半夏生は、田植えを終える目安とされてきました。
「どういうこと?」
実は、雑節の半夏生は七十二候の半夏生をもとに作られたものなんですね。
農作業を行う上で重要な意味を持つ(雑節の)半夏生は、田植えを終える目安とされてきました。
今は梅雨まっさかりの時期。
天候不順などでどんなに作業が遅れたとしても、半夏生以降は田植えを行わないようにしていたそうです。
というのも、半夏生以降に植えられた稲は秋までに十分実らず、収穫にはつながらないとのこと。
というのも、半夏生以降に植えられた稲は秋までに十分実らず、収穫にはつながらないとのこと。
そこから「半夏半作」と言われ、平年の半分ほどの収穫になってしまうから、この日までに田植えは終わらせよう!という目的で半夏生を設けられたのだそうです。
ちなみに元の七十二候の「半夏生」は半夏が生える時期ということを伝えています。
こちらはカラスビシャク
半夏とは、別名カラスビシャクと呼ばれています。あまり馴染みのない植物ですが、現在でも漢方として活用されています。
もうすこし、植物の話しをしてもいいでしょうか?笑
特徴はなんといっても葉っぱ。最初は青々とした葉なのに、花が咲く時期になると白く変化します。