◇この勉強会の狙い
オープンダイアローグは、フィンランドで開発された支援技法で当初は統合失調症患者に対し高い効果を発揮して注目されました。わが国では、ひきこもり支援などで知られる精神科医師の斎藤環先生が『オープンダイアローグとは何か』(医学書院)を著して以来注目を集め、広く研究さるようになりました。私もこの本や関連本から学びながら、キャリア支援者といっしょに以前開催していた勉強会「芦屋ルーム」などで、体験を重ねました。その結果、多数の支援者による声や視点を感じる多声効果やリフレクション、不確実性への耐性など、他では気づきにくかった支援の重要な学びがありました。こうした体験をより多くの支援者と共有し、それぞれの支援力向上につながる勉強会を開催したいと思いました。特定の技法や学習深度、職域にこだわらず、さまざまな立場にある人が学びあえる場をつくりたいと考えています。(松尾)
*最近の別スレッドで、関連記事を書いています。参考にしていただければ幸いです。

◇事前説明会
8月20日(日)午後7時半から約1時間半程度
参加無料。松尾からオープンダイアローグについてミニ講義と実施要領説明、質疑応答

◇本編開催日時
 ・8月27日(日)  午後7時半~10時 (初回のため自己紹介あり) *第4日曜日
 ・9月24日(日)  午後7時半~9時半 *第4日曜日
 ・10月22日(日) 午後7時半~9時半 *第4日曜日
 ・11月19日(日) 午後7時半~9時半 *第4日曜日
 ・12月17日(日) 午後7時半~9時半 *第3日曜日
 本編では、松尾が進行役をつとめ、成海由布子先生に顧問をお願いし、より効果を高めるための視点や言葉がけなどについてなど講評をいただきます。

◇成海由布子先生略歴
 大学(法学部)卒業後、地元の広告制作会社のコピーライターに。思うところあって30代で心理学科に編入し、臨床心理学を学ぶ。社会人大学院修了後、40代で生命保険会社の人事部メンタルヘルス担当者として7年半勤務。退職後フリーランスとしてリワーク相談員、EAPカウンセラー、職業訓練校のSCなど、主に産業臨床に従事。現在は開業のオンラインカウンセリング、東京都教職員互助会、川越少年刑務所の非常勤カウンセラーなどをしながら、ブリーフセラピー教育に注力。日本ブリーフセラピー協会埼玉支部の副支部長。学会名物B1グランプリ2021年度優勝。知的障害児を含む二児の母、さいたま市在住。
◇参加申込
コメント欄またはメールで①本編参加 ②まずは事前説明会参加、のどちらを希望されるかお書きいただき、きゃりあぴあ松尾までご連絡ください。追って、参加方法を連絡します。
*ひとまず事前説明会のみのお申込みも可能です。説明会を聞いてから、本編参加するかどうかご判断ください。
*本編参加決定の方も、事前説明会参加いただけます。

◇参加費
 事前説明会:無料
 本編:お一人1万5000円(5回分、1回あたり3000円)
*5回分まとめてお申込みください。先着順受付、お振込みいただいた方には、本編参加方法をお知らせします。
*応募多数の場合は、次期以降の開催をお待ちいただく場合があります。ご了承ください。
*本編最少催行人数6人


昨年夏に開催し、多くの方々に参加いただいた講座です。
資格取得のための1日講座とは違って、実際に支援力をアップしていただけるよう7回に分けてじっくりと学んでいただけます。ブリーフセラピーの全体像を俯瞰しながら、実践現場で応用できる技術や考え方を吸収いただけることでしょう。双方向でのコミュニケーションを大切にしながら、今回は少人数で進行したいと考えています。

日程 いずれも土曜日午後8時から10時、オンライン(ZOOM)にて開催
① 7月8日(土)
② 7月15日(土)
③ 7月22日(土)
④ 7月29日(土)
⑤ 8月5日(土)
⑥ 8月12日(土)
⑦ 8月19日(土)
内容:
① MRIモデル
② 解決志向アプローチ
③ 歴史と基礎理論(システム論と社会構成主義)
④ ミラクルクエスチョン
⑤ 逆説的介入
⑥ リフレーミング
⑦ 実践応用
各回、録画いたします。ご欠席の場合や、復習にご利用いただけます。
講師:木内敬太先生
<講師より>
ブリーフセラピーは、力動的精神療法、認知行動療法、人間性心理学アプローチに次ぐ、主要な臨床心理学手法の1つです。1対1の面接を基本とした他の手法に対して、家族面接を行う家族療法として発展しましたが、現在では、家族に限らず、組織や社会のシステム(構成員間の相互作用)に目を向けることで、効率的に(ブリーフ、短期に)問題の解消や発展的な変化を促す手法として、1対1面接や組織コンサルなど様々な場面で活用されています。本講座では、全7回14時間で、MRIモデルと解決志向アプローチを統合的に活用するダブル・ディスクリプション・モデルのブリーフセラピーの基礎を学びます。座学だけでなく、キャリアコンサルティングでの応用を想定した演習を通して体験的に学びを深めていただきます。
<講師プロフィール>
合同会社実践サイコロジー研究所・代表
修士(心理学)・博士(医学)
キャリアコンサルタント、公認心理師、臨床心理士
2010年より心理職として心理カウンセリングの実践を行っており、2017年にキャリアコンサルタントを取得。学校や産業領域で、メンタルヘルス、コーチング、キャリア開発に関連した実践と研究を行っている。
共著書・訳書:
・コーチング心理学概論(ナカニシヤ出版)
・ポジティブ心理学コーチングの実践(金剛出版)
<受講料>
・おひとり2万8000円(7回分)
*開催期日が迫っていますので、お振込みは後日でも構いません。
*最少催行人数5人
<講座受講申込>
「ブリーフセラピー基礎編」受講希望とお書きいただき、フェースブックメッセンジャーメールまたは下のコメント欄にてきゃりあぴあ松尾までご連絡ください。追って、参加についてのご案内を送ります。

昨年夏に開催し、多くの方々に参加いただいた講座です。

資格取得のための1日講座とは違って、実際に支援力をアップしていただけるよう7回に分けてじっくりと学んでいただけます。ブリーフセラピーの全体像を俯瞰しながら、実践現場で応用できる技術や考え方を吸収いただけることでしょう。双方向でのコミュニケーションを大切にしながら、今回は少人数で進行したいと考えています。

(すでに、ご修得済みの分野でしたら、お知り合いで興味のありそうな方がいらっしゃいましたら、ご紹介いただければ大変ありがたく存じます)

 

日程 いずれも土曜日午後8時から10時、オンライン(ZOOM)にて開催

① 7月8日(土)

② 7月15日(土)

③ 7月22日(土)

④ 7月29日(土)

⑤ 8月5日(土)

⑥ 8月12日(土)

⑦ 8月19日(土)

内容:

① MRIモデル

② 解決志向アプローチ

③ 歴史と基礎理論(システム論と社会構成主義)

④ ミラクルクエスチョン

⑤ 逆説的介入

⑥ リフレーミング

⑦ 実践応用

各回、録画いたします。ご欠席の場合や、復習にご利用いただけます。

講師:木内敬太先生

<講師より>

ブリーフセラピーは、力動的精神療法、認知行動療法、人間性心理学アプローチに次ぐ、主要な臨床心理学手法の1つです。1対1の面接を基本とした他の手法に対して、家族面接を行う家族療法として発展しましたが、現在では、家族に限らず、組織や社会のシステム(構成員間の相互作用)に目を向けることで、効率的に(ブリーフ、短期に)問題の解消や発展的な変化を促す手法として、1対1面接や組織コンサルなど様々な場面で活用されています。本講座では、全7回14時間で、MRIモデルと解決志向アプローチを統合的に活用するダブル・ディスクリプション・モデルのブリーフセラピーの基礎を学びます。座学だけでなく、キャリアコンサルティングでの応用を想定した演習を通して体験的に学びを深めていただきます。

<講師プロフィール>

合同会社実践サイコロジー研究所・代表

修士(心理学)・博士(医学)

キャリアコンサルタント、公認心理師、臨床心理士

2010年より心理職として心理カウンセリングの実践を行っており、2017年にキャリアコンサルタントを取得。学校や産業領域で、メンタルヘルス、コーチング、キャリア開発に関連した実践と研究を行っている。

共著書・訳書:

・コーチング心理学概論(ナカニシヤ出版)

・ポジティブ心理学コーチングの実践(金剛出版)

<受講料>

・おひとり2万8000円(7回分)

*最少催行人数5人

<講座受講申込>

「ブリーフセラピー基礎編」受講希望とお書きいただき、oneheromto@yahoo.co.jp きゃりあぴあ松尾までご連絡ください。追って、参加方法などのご案内を送ります。