今年があと少しで半分終わる・・・?

嫌だわそんな冗談ほほほほほ。

 

 

長男の就学相談やら現状やら書きたいことはあるのですが、

最近私の残っている方の眼の調子が著しく悪く、

なかなか仕事以外でPCと向かい合うのが辛い。

 

晩期合併症といっていいのか分かりませんが、

生活に支障を来しているので記録しておきます。

 

 

 

 

残っている右目は、0歳で放射線照射をしており、
約15年前にその後遺症で白内障手術(単焦点眼内レンズ)をし、しばらくは裸眼で1.0出ていましたが、
1年程度で乱視となり、以降眼鏡生活です。(+4くらい、結構強め)
 
 
PCと仲のいい仕事&何かとスマホを眺めるせいで、ドライアイは日常的でしたが、
5月末くらいから、症状が悪化。
 
とにかく晴れの日に外に出ると、眩しくて目が開けられない。
眼底検査で散瞳の目薬経験がある方は分かると思いますが、あんな感じ。
日陰は平気だけど日なたは1m先すら見にくい。西日なんて何にも見えなくなる。
涙がでてきて眼の奥がキーンと痛くなり、ついでに鼻水がでてくしゃみが止まらず。
たとえば駅の発車時刻表を見上げるのすら辛い。
まばたきすら痛くでぎゅっと眼をつぶれなかったり、顔を洗うときにまぶたの上を洗うのすら痛い。
自転車で走っていても、眼鏡越しの風の刺激で眼がしょぼしょぼして開けていられなくなる(怖)
そんな状態でした。
 
3月に長男の経過観察の際、久しぶりに私自身もがんセンターを受診したのですが、
「眼の下半分の角膜が傷だらけです」とは言われており、重度のドライアイの症状からきていると思っていました。
 
ただ、室内などある程度日が遮られ、PCなどの伏し目がちな作業は割と普通に見ることはできたので、
だましだまし仕事や家事はできていましたが、
晴れの日の保育園送迎(チャリ)と公園遊びなど外に出るのが本当につらくて。
 
10年ほど前に角膜ヘルペスになったことがありましたが、
その時は何をしても0.2程度のぼやけた視力でしか見えなくなったので、
それとは違うなと思っていました。
 
やむを得ず自転車の時はキャップやサンバイザー(ダサい100均の)でごまかしごまかし超安全運転などをしていましたが、
2週間ほどしても改善しなかったため、
以前もドライアイの症状で受診したことがある職場近くの眼科へ。
 
 
①職場近くの眼科へ
 
診察でも、ライトを向けられると本当に目が開かない。
眩しすぎて2mmくらいしか開かない。
若い女医先生にぐいーんと無理矢理こじ開けてもらって見てもらいましたが、
やはり角膜の下の方がかなり傷ついてそれが治り、また傷がついて・・・という感じで凸凹している。
そこに光が当たって眩しいのだろうが、真ん中より上はきれいで視界を邪魔していないので、視力は下がっていない模様。
 
といった話をされ、ドライアイでよく処方される、
・ヒアレインミニ0.1%点眼薬(うるうるさせるやつ。ミニは防腐剤なしの使い切りタイプ) 2時間ごと
・ムコスタUD2%点眼薬(胃薬と同じ粘膜保護のやつ。おいしくない(のどに流れると苦い))1日4回
・タリビット眼軟膏(眼に直接ぬる)寝る前
 
こんな感じ
 
が処方された訳ですが。
(ちなみに、約5年前に受診した時もこれと全く同じ処方箋がでていた)
 
 
 
私、だめな患者なので。
(私、失敗しないので、のテンションで読んでください)
 
まず上向いて目薬さすのすら刺激になって痛い。
一度さすと5分くらい使い物にならなくなるので、
仕事中や朝晩の家事や準備でばたばたの時に2時間おきとか無理。
なので、言われた回数の半分くらいしかできておらず。
 
それでも一日何度もさすので、刺激されて涙がでたり、それを拭ったりしたため、
眼の周りの皮膚も荒れだして、さらにボロボロに。
 
軟膏をぬると夜間の眼の乾きが若干軽減されるため、朝は少し楽でしたが、
劇的には改善せず。
 
 
うーん、これが続くと、本当に仕事や生活に支障がでるなぁと、
約2週間後、今度は重度ドライアイの治療法としてよく言われる「涙点プラグ」なるものを試せないかと、検索検索。
職場の最寄りから数駅の所に角膜疾患ややドライアイ専門の先生がいて、
涙点プラグの手術もしているという眼科を見つけ、受診しました。
 
※涙点プラグとは、涙が流れていく通り道を、シリコンの小さな器具で塞ぎ、涙を目に滞留させやすくする治療法です。
シリコン怖いって人は、コラーゲンの塊?(だんだん吸収されてなくなる)でふさぐ方法もあるらしい。
 
 
 
②角膜が専門の先生がいる眼科
 
 
昔ながらの地域密着風眼科。
優しそうなおばあちゃん助手さん(視能訓練士さんかなぁ)とおばちゃん女医さん。
 
余談ですが、眼科って女性の医師さん多いですよね。
高橋政代さんがかつて、「(比較的、医者界隈では他の科に比べ)育児と両立しやすい」と話していたことが印象的でした。
余談おわり。
 
 
また、2mmしか開かない目をぐぐぐーんとこじ開けられて観察すること10分ほど。
もう眩しくてしくしく涙していると、おばあちゃん助手さんが優しくティッシュをくれました。
あまりに眩しいので、「点眼麻酔するとマシになるかな?」と、
たぶんベノキシール(薄い黄色の点眼麻酔)をさしてみてくれたのですが、
 
 こ れ が、超 し み る !!
 
再び悶絶すること1分ほど。
優しく肩を抱いて励ましてくれるおばあちゃん。
 
で、眩しさはあまり変わりませんでした(変わらんのかーい)。
 
そして、おばちゃん先生曰く、
黒目の真ん中下の方が、傷というか、ぼこっと盛り上がっているような・・・。
ドライアイなら、白目の部分も傷つくはずだけど、白目は綺麗。
黒目で見てるから、そりゃ眩しいし痛いと思う。
充血したりまぶたが腫れてるのはたぶん目薬を差しすぎて炎症ぎみになっている。
 
 
そこまで聞いて、「え、ドライアイじゃないの?」とにわかに不安になりました。
症状的にドライアイ以外を考えていなかったので、「それ以外」となると逆に怖い。
 
さらに先生は、
最近涙点プラグはあまりやるケースが少なく、ひとまず点眼で様子を見たい。
ステロイドで改善するケースもあるが、
まずはヒアレインの濃度を濃くして、点眼回数を減らし、軟膏を恒常的に塗ってみてください。
ムコスタは意味あるかよくわからないからなしでいいよ。
 
とのことで、
・ヒアレインミニ0.3% 1日4回
・タリビットはたくさん残っているので、処方なし
 
という処方になりました。
 
 
 
それから約10日。
(本当は1週間で来いと言われたけど仕事でいけなかった)
 
実は、そのうち最初1週間は、症状が緩和しており、目薬や軟膏はほとんど使っていません。(マジか)
急激に改善したので、「もしや点眼麻酔が効き続けてて麻痺してるだけだったらどうしょ」と思いましたが、
現実的にそんなわけはなく。
曇りの日が多かったから刺激が少なかったという説も考えられます。
 
ただ、仕事を終えて家に帰ってくると目がしょぼしょぼしすぎて開けてるのが辛かったり、
完全に良くなってはいないのは確かで、
ここ数日はもう一度言われた通りに目薬をさしてみて、来週また受診しようと思っています。
 
どうも、目薬の刺激は症状緩和より悪化をさせる気がしているのよね。
そうなるとやはり涙点プラグじゃないの?と思ったり。自前の涙で補えるからね。
 
 
 
という現状です。
 
 
0歳の放射線(X線)治療。
23歳まで引っ張って白内障手術はしましたが、後遺症や晩期合併症の類であっても、
なんかこう、どどーん!と来るものではなく、
日常生活がじわじわ不便で、じわじわエネルギーを削られます。
 
外に出たくなくなったり、読みたい本を読むのが億劫になったり、仕事でも積極性が損なわれるし、
「1人で子供たちをつれてる時や、仕事の大事な時に、目がしょぼしょぼで使い物にならなかったらどうしよう」
的な不安があったり。
 
うまくつきあっていくしかないとはいえ、
なんせダメ人間なので、
せめて、もう少し片目をいたわる生活を心がけようと思います。
 
 
次の受診と10年ぶり位に義眼を研磨いたお話は次回で。
長男の就学相談の続きは次々回で(はよしないと2年生になるぞ)。
 
 
 
 
夫が休みの日、下の長女を預けて、
長男と2人でいった「ヨシタケシンスケ展かもしれない」、楽しかったです。
全盲の方のお話を参考に作った「みえるとかみえないとか」が眼科界隈では有名ですが、
私は「もれたろう」「なつみ」「あんなにあんなに」が好き。
長男は「りんごかもしれない」が好きらしいです。

「ころべばいいのに」に出てくる悪いやつ。
「おいおまえ、ころぶなよ、あしもとよくみろよ・・・」