GW、皆様いかがお過ごしでしょうか。
(仕事復帰前に書くって誰かいってたよね)
本格的に仕事復帰して10日で連休という5月病に最適な環境です。
まだまだ、
梅雨なんて嫌いよ6月病!
暑くて無理だよ7月病!
学童お弁当作り地獄8月病!
が待っていますので、5月はまだ爽やかな病み方ですよね!!
関西に暮らしていた頃、中学校はお弁当、という地域が多くて驚きました。
転勤族ですが6年後は絶対に給食のある地方で暮らしていたい。
長男は無事入学した1週間後の放課後、校内で階段(数段)から転げ落ちておでこをパックリと切り、
入学早々血まみれで保健室のお世話&親呼び出しとなり、近所の小児科で3針縫いました。
(おでこなのでレントゲン等もなし、軽傷でほっとしました)
近くにいた先生曰く、ランドセルを背負い傘を持って階段を上ろうとしながら後ろを振り向いた?ように見えたそうです。
本人曰く、「手すりをつかみ損ねた」とのこと。
それ以来「階段は少し怖い」というので、「怖いなら慎重に、手すりにつかまってゆっくり上り降りしなさい」と伝えました。
それでもめげずに毎日元気に頑張って通っているだけで、満点をあげたいです。
前回の記事はこちら
弱視長男の就学相談、時系列で書きたいなと思っています。意思はあるのです。意志は。
すでに忘れているところもあるのですが。
●2021年3~4月:近隣小学校3校の見学
年長になった春。
まだまだコロナまっただ中の時期でしたので、
春休み期間などで子供がいない期間に、小学校に相談&校内見学をさせてもらいました。
ちなみに、長男の住む学区では、就学相談は年長の5月から。
それまでは教育委員会に何を聞いても「就学相談が始まってからお問い合わせください」でした。
でも、小学校見学はそれより前でも各学校に直接連絡すれば受け入れてくれると思います。
各学校でなんとなく尋ねたのは、
1、書見台や拡大読書機などが必要になったら置くスペースがあるか
2、iPadを持ち込み板書の写真を撮るなどの対応ができるか
くらいでした。返事はどの学校もOKではありましたが、想定される1クラスの人数など、やはり直接話を聞かないとわからないことが多かったです。
①自宅最寄り指定校(徒歩5分)
・同じマンションの子多数(同じ保育園の子はいない)
・近年学区内に子育て世帯が急増し、低学年はクラス数が各5クラス以上
・なので1クラスも~35人の定員ギリの可能性大
・教室が足りず、数年中に校舎増築の可能性あり
→近いは正義。同じマンションに友達が増えたらいいなぁとも思いました。
一方で、ネックは人数の多さ。小規模保育園に通う今でも、遠くや予期せぬ場所から声をかけられると誰かわからないことがありました。
大人数でわちゃわちゃすると、どこに誰がいるか、友達がどこかが分かりづらく長男にとってはかなりストレスだろうなぁと想像がつきました。
②学区隣接小学校(徒歩10分)
・同じマンションからも指定校変更で通っている子がいる。
・小規模校(学校の敷地が狭い)で、どの学年も2クラス以内。
・指定校変更の場合、抽選の可能性あり(1クラス上限35人×クラス設置数を超える場合)
→大人数を避けるという意味で、当初ここも有力候補でした。
ただ、①の児童数が急に増えた関係で、通学距離があまり変わらない場合、こちらの学校を希望する家庭も多いらしく。
たとえば1年生を2クラス(35人×2)設置する年度の場合、学区内児童が60人いたら、指定校変更で入学できる枠は10人となり、希望者がそれを超えたら抽選となる仕組みでした。
抽選で外れると自動的に従来の指定校への就学となります。そこが懸案事項でした。
③学区外近隣小学校(徒歩20~25分)
・通っている保育園に近い学区(就学予定の園の友達もいる)
・小規模校(各学年2クラス前後)、かつ弱視児童の受け入れ経験あり
・居住地区から離れるため、地域との関係性は希薄
→区が設置している弱視学級(他校)に在籍していた子が以前通っていた学校でした。
その児童を教えた先生方もまだ多少在籍しており、小規模校のため、何年かいる先生であれば、他学年の子も割と把握していそうな雰囲気。
その点でかなり有力候補でしたが、ネックは自宅から遠いこと。
私自身、片道30分くらいの小学校に通っていたので、地方都市であれば片道25分はそんな遠くないのですが、徒歩5分の指定校と比べると毎日往復40分は余分に歩く計算になるので、当然長男の負担は増えます。
当面、送迎も必要だろうと推測できたので、親の負担も増えます。
さて、(普通の小学校に通うなら)どこが長男にとって一番最適か。
この時点ではメリットとデメリットもそれぞれで全く決められず。
近隣小学校見学は、こんな感じでした。
●2021年5月:就学相談(面談)
盲学校、弱視学級(学区指定)、近隣小学校3校を見学してある程度の選択肢は見えてきたところで。
やっと面談。
やっと色々具体的に相談できる。
そう思いつつ長男と出かけた就学相談。
控えめに申し上げると期待はずれでした。
担当を名乗るおじさんと30分ほど話して。
「じゃあ、盲学校に行きたいか、普通校(弱視通級)に行きたいか決まったら連絡をください」
終わり。
曰く、希望を基に秋に審査会を開き、「就学先はどこがふさわしいか」を審査会より答申する。
答申に強制力はなく、「最終的にはご家族の判断なので」、盲学校が相当と答申しても普通校には行けるし、逆も然り。
あとは書類の郵送のやり取りなら事務的な日程やらを淡々と説明して終わりでした。
発達検査は過去(3歳、4歳)の自治体経由で受けたアレコレで引っかからなかった話をすると、
「じゃあその書類を役所で開示できたらそれでいいです」とあっさりスキップ。
どこもこんなものなのだろうか。
呆気にとられたまま長男と帰路に。
もっと、こう専門的な知識を基にアドバイスしてくれたり、一緒に考えてくれたりするのかな、と漠然と思っていましたが、
完全に事務的な仕分け作業でした。
発達障害や知的障がいで就学相談をする子がおそらく多いと思うので、
感覚器や身体の障害は門外漢的な感覚で勝手にどうぞ、なのか、そもそもどの児童にもそうなのかは分かりませんが。
あーなるほど。
結局親が調べて探して信頼して相談できる人を見つけて決めないと、適当にレールに乗せて終わりなのね。
という諦め半分、やっぱりねが半分という感じでした。
本来それじゃダメなんだと思うんだよな。
困って調べてそれなりに行動できる人は、結局自分たちで何かしらその子が快適に過ごせる場所にたどり着けると思うけど、
その端緒すら掴めずにどうしたらいいか迷っている人だっていると思います。
そういうケースを取り残さないのが行政のセーフティネットの役割だと思うのですが。
うーん、理想と現実の差は、なかなかシビアです。